絹紅梅で花火大会へ

家のすぐ近所での花火大会。毎年お茶様をお呼びすることが多いのですが今年は夫と息子が留守で娘と二人でのんびり観て来ました。
家からてくてく歩いて10分ちょっとで打ち上げ場所の真ん前絶好の鑑賞ポイントに到着。
レジャーシート持参で適当にゴロゴロ座ってたけど着物もほとんど着崩れなかったので多少は着付け上手くなってる?
本日着たのは先週ヤフオクで1,800円(プラス送料)で落札した絹紅梅の着物です。

この写真だと薄物独特の透け感が伝わるかな?ホントセミの羽みたいに軽いの!
今週の火曜に届いて元々安値だったのは訳アリで汚れてたからなのですが、家で3回洗剤液取り替えて洗いました。もう真っ黒な水になってすごかったけど最後は水が透明になるまで洗ってサッパリスッキリ。襟に多少線が残った以外はほどんど汚れ落ちました。
で縫い糸のしょうも抜けててひっぱったらすぐ糸が切れる状態だったのね。お仕事休みの水曜日に1日がかりでお手入れ。居敷当てを外して背中心を縫い直し、居敷当ても止め直し。袖丈と裄も伸ばしたかったので縫い直し、袖丈はぎりぎりで手持ちの襦袢に合わせられる長さに伸ばせたし、裄は余裕があったのでばっちり。着丈は後ろ身頃だけ5センチほどの縫込みがあったんで伸ばして前はその分を別布でハギ入れました。身長より2センチ位短い仕上がりなのでおはしょりも何とか取れるようになって、ハギの位置も以前失敗したので今回は慎重にして何とか帯で隠れるように。前身頃にハギを入れる為に襟も半分外したのでどうせならとバチ衿から広衿に直しもしてみた。衿芯は手持ちの張りのある麻の生地を使いました。手持ちの単衣の広衿を見ながらの見よう見真似です。
絹紅梅はこれで2枚目。前の1枚2016-07-29 - 日記の・・・ようなものはやはりオークションで買いましたがこれよりずっとお高くて、でも1,800円でも1日がかりで直したらばほぼ遜色ない仕上がりに。
薄いクリーム色ていうか、きなり色?ベースにオリーブグリーンの柳の葉柄の斜め格子で広い狭いのアクセントがあってすごく好きな柄で夏の超お気に入りの1枚となりました。のよ。

麻と同じくらい涼しくて、適度に張りがあって裾捌きが良く、絹なのに皺になりにくく家で洗える。これ花火大会から帰って来て、さらに自転車で近所のスーパー行ってきた後で撮った写真だからね。夏着物としては最上じゃないかと思う。いやもっとお高い麻の上布とか夏紬とかは着たことないからわからないんだけど。
いかんせんモデルがねー。もっと痩せなきゃなー。写真をこうして上げると自分自身への叱咤激励になるかも。