洗い上がりました

アタシは襦袢も広衿仕立てにしてまして、そこに袷だと三河芯、夏の麻襦袢だときびら麻の襟芯に半襟を縫い付けてます。襟芯と半襟を縫い付けたまま洗ってみたのですが(着物に合わせて半襟は変えるから外して洗うことももちろんありますが)麻襦袢そのものはお風呂場で干しても(日に当てると色がさめるのでほぼお風呂場干しばかりなの)数時間で乾くけど、布地の重なってる衿のとこだけは乾ききらないのでアイロンで仕上げると衿がピシッとしてとても良いのね。でも今回色々忙しくて丸一日放置していたら衿まですっかり乾いてました。そいでこの半襟始めて洗ったんだけど、アイロンしなくても大丈夫っぽいみたい。箕面のいちりんさんで買ったオリジナルの木綿の半襟なのですが、全然しわになってないの。

いちりん|リサイクル着物・ふだん着物のオンラインショップ
いちりんさんのサイトを見るとこの半襟はもう売ってないみたい。次はレースのが欲しいな。

これとか。




袖の袂は特によれっとなるとカッコ悪いけど、このくらいならアイロン要らなくない?

麻は居敷当てもいらなし、背中心は袋縫いでミシン仕立ての方が洗濯に強いとの意見を取り入れてます。ミシン仕立てのが安いしね。これは数年前に8,000円で縫ってもらった(国内ですよ)のだけど、今はもうこの値段では頼めません。


アタシは色半襟が好きなのだけど、元々白い半襟ってのは改まった場でするものと思ってるからってのもあり。着物の仕立ては花嫁衣装まで縫えた亡き祖母は『改めて白衿でご挨拶に伺います』なんて言ってたな。日常着には色半襟って刷り込みはそこから来てるのかしら。大体真っ白な半襟って若い頃ならともかく中年以上になると顔色がくすんで見える人の方が圧倒的に多いと思うのよね。
夏のおしゃれ着物、紬とか麻とかにこの半襟大活躍してくれてます。
木綿だけど絽みたいな細い縦の透かし織りが入ってて涼しげでしょ。



薄物の着物は透けるので襦袢に衣紋抜きを付けられないよね。そんな時は襦袢に直接広幅のゴムを縫い付けてしまいます。これは遥か30年以上昔に習ってた着付け教室で教えてもらったの。当時はまだ衣紋抜きなんて無かったのでは?もしくはあってもさほど一般的では無かったとか?