お能の会と着た後の手入れ
昨日はお世話になっている着付け教室「ひまり庵」のイベントで京都へー。
「お能の先生とのお話し会&町屋caféランチ会 」でした。
伝統芸能はどれも好きだけど、お能だけはまだ直には観たことなくて
とっても良いチャンスと思い参加しました。
金剛流の宇高竜成先生のお稽古場は阪急烏丸駅からほど近い住宅地の中にあり・・・。あれ?あれれ?アタシが良く行ってるライブハウス磔磔のすぐ斜め前位のところでした。
いくら途中でカフェに寄ったからと言え目の前に磔磔が現れるまで分からないアタシってー。方向音痴にも程があるわー。トホホ。
お稽古場はとーってもステキな空間で竜成先生のお話は初心者でもわかりやすく
実際の舞台で使われる面や衣装も拝見出来て、とても興味深く愉しい時間でした。
謡と舞も実際に演じて見せて下さって。ライブってすっごいパワーありますよねー。TVとかで観るのとはまるで違うの。いやーカッコ良かったー!
で着物を着たら後のお手入れが必要ですよね。
衿と袖口をリグロインでさっと拭いてー。
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帯は手で皺をならしてから皺の酷いところにはシワトールをシュシュッとしてー。
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着物ハンガーにかけて着物ブラシをシャッシャーと掛けて埃を払い。
日の当たらない場所で一日かげ干し。
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帯揚げはしわくちゃなので細かいミストの出るスプレーでお水をシュシュッー。
絹はなるべく濡らさない方が良いのでこれはアタシ流。お勧めはしません。
でも夏場汗びっしょりになった時なんかスプレーしておくと汗も飛ばせるのでアタシは一度やったらやめられないのよねー。
何日も掛けっぱなしは良くないので今日中には畳んで片づけます。
和装ブラと足袋はその日のお風呂に入った時手洗い。
残りの肌着は洗濯機です。
絹の裾除けは毎回は洗わないので同じくかげ干しして畳みまーす。
でも一度着たのをタンスにしまうのは抵抗あるので(着物や帯はたとう紙で包むから良いけど)着物用小物籠に入れて押し入れに。この籠には腰紐や帯枕にコーリン和装締め、帯板などの着物着る時には必ず使うものが入ってるの。
追記
私は子供の頃から祖母や母がベンジン(リグロインはその中の一つで商品名です。揮発性の違いでリグロインが一番良いようですよ。)で着物の手入れをしてるのを見てきたのね。
襟や袖を拭いたり帯締めや半襟のような着物まわりのモノのお手入れに使用するのは当たり前だったのだけど、案外使うことにハードル高いと思ってる方もいるようで、
ネットでいろいろ検索するとベンジンを使ったら輪染みが出来てしまったなんて記述もチラホラと・・・。
アタシは一度もそんなんなったことないのでなんでなのか分からず。
そしたら人には勧めない方が良いのかな?なんてことも思ったり。
でも万が一輪染みになってもすぐにドライクリーニングしたら消えるらしいですよ。ドライクリーニングってのはつまり丸洗いのことね。
私は安く買った古着はセルフのコインランドリーに持ち込んで洗ってますが、その話は今回とは違うので。
で、ふと思ったんですが輪染みになるのは着物が湿ってる状態でベンジンを使ったからでは?
シロート考えなので根拠はあいまいですけど。
私なりのコツと思う事は溶剤をけちらずにビクビクせずたっぷり使うって事かな?大量に使うことで特別悪いことはないはずです。揮発しちゃうしね。
ケチケチしたり怖がったりで少量の溶剤で擦ったりするのが良くない気がします。
あとビクビクしてすると悪い気を引き寄せるような気がしますがそれは別の話なので。
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他にもいろいろ有益な情報満載って感じ。
ご家庭でできるお手入れとお直しを、豊富な写真でていねいに教えます。お手入れ編―着物のたたみ方、シミや汚れの落とし方、着物の洗い方。お直し編―袖や身丈の寸法直し、大人の着物から子ども用への仕立て直し。
お手入れ編とお直し編に分かれてて自己流でやってたこと確認する意味でもよいと思いました。