戦利品

お盆の墓参りで帰省してました。夫の実家とアタシの方それぞれの墓参りして、アタシの実家に一泊。実家の母のタンスをごそごそと。以前から狙っていた母の着物を強奪しちゃいました。母はもう20年以上も着物は着ていないのでよかろうと思ったんだけど、しぶしぶ文句言いつつて感じで。やっぱり女が着物に対して持つ感情は特別なのよね。母はプロの洋裁士なので80才の今もお洒落でカッコ良い洋服はたくさん持ってるし、会う度に新しいの作ってるし、スラリとして姿勢も良いので洋服はとても似合うから今更着物は着ないのにね。ごめんなさいお母さん。でもタンスの肥やしになっていた着物アタシが生かすから許してね。


この折鶴の絵羽小紋は上から下に段々と鶴のサイズが大きくなっている柄で訪問着ぽくも着られるし、そうそう無い柄で子供の頃から素敵だなと思っていた着物。


写真だと反射で薄く写ってるけど黒ベースに細かい柄の入った大島は雨コートに直す予定。大島は雨にも強いのでいいと思うんだ。柄も汚れが目立たずコート向きよね。
↓の写真の方が実物に近い色かな。


どちらも多分1回しか着てないはず。もったいなーい!しかしアタシと母は1センチしか身長が違わないのに裄は2センチ以上短いの。腕の長さはそんなに違わないんだけど母は細いので肩幅がアタシよりの狭いのと昔の着物って今より裄が短く作ってるのが多いのよね。身幅も母の方がずっとスリムなので直さなきゃ。自分でするかプロに頼むか悩みどころです。