伊勢木綿洗濯アイロンレポ



先日オークションでゲットした伊勢木綿
綺麗だったし、ほぼ未使用ぽくはあるのですが、
リサイクルなので着る前に一応洗っておかないとね。

って事でネットに入れて洗濯機のドライコースで。すすぎ時間だけ最短の一分に変更し、セスキソーダでお洗濯。

一分でもちょっと絞り過ぎだったかも?

ウチの洗濯機だとそれ以上短い時間設定はできないのよねー。

次はやっぱり手洗いかな?

手で伸ばし伸ばし、ピンピン叩いてお風呂場に半日、生乾きでアイロン。

麻や絹の着物や浴衣に比べて厚地なのでアイロン結構大変です。
薄地のは滑らすようにアイロンもかけますがこれは押さえつける様にしないといけないので力も入ります。なんだかんだで40分位掛かりました。
バチ衿だと衿の中がなかなか乾かない。でも身頃が完全に乾いてしまうと今度はしわが取れない。どうしたものかな?ほぼ乾かしてから身頃だけ霧吹きで湿らす?
私の感覚だと浴衣の3倍位はアイロンが大変です。
手伸ばしにも限界あるし洗って干しただけでは着られないと思います。
特にこれは麻と綿の混紡なので余計に手が掛かるのかしら?
毎回洗うごとにこのアイロン作業があるのかと思うとアイロンが苦手な人には伊勢木綿は向かないかも?
勿論毎回洗う必要はないのですが、それでも汗かいたら洗いたいしー。

でも毎回クリーニングに出すのはそれはそれでお金掛かりますよね。

あと、かなり縮みます。

水通しして仕立てても全体の4%位は縮むと以前「キモノは別腹」さんで読んでいましたが本当でした。キモノは別腹 伊勢木綿の縮み考3
会津木綿とかだと10%位縮むそうなのでそれよりはマシですけど。
身丈167→162 袖丈49.5→47.8

これだけ縮んだって事でほぼ未着用の品だったことも図らずも証明されたのではありますが。

伊勢木綿を仕立てる時は水通しをしても縮むので着丈袖丈はそれを見越して長めに仕立てる!これは必須ですね。

アイロンについては今後の課題なのでいろんなやり方を試してみようと思います。
どうやってもある程度の手間がかかるのはしょうがないのででしょうが。

追記
私のは臼井さんの中でも綿と麻が50%づつの混紡タイプの反物でしてちょっと厚手でしっかりした生地なので同じ伊勢木綿でも綿100のとはちょっと違うのかもしれません。
このザックリした生地感が気に入ってるので多少手間でも頑張るしかないよね。