着物に夢中

このところすっかり着物熱復活中で毎週のように着物を着ています。
ずっと押入れに寝かしていた反物もいくつか仕立てに出したり。
オークションで購入したもののサイズ感がイマイチだったものを自分で手直ししたり。
大変だけと楽しい。楽しいけど大変。
アタシは太っているせいもありいかに涼しく着るか?が大きな問題なのだけど、麻の襦袢て素晴らしいの。
熱がこもらず汗をかいてもサラッとしていて涼しくて着心地良く、自分で洗える!
1枚はネットで購入した(おそらくネット最安値6千円台でした)白の無地の仕立て上がりのもの。
もう1枚が船場センタービルの八木新さんで1万円弱で購入した白地紋紗の麻襦袢の反物を自分でミントグリーンに染めてから(だって麻の色襦袢なんて高くて手が出ないもの)安い仕立屋さんで仕立てて貰ったの(数年前で8千円でした。今はその値段じゃ無理だろうなー)の2枚がフル活躍しているのですが、とにかくここ最近の日本の夏の暑さって半端ないからさ〜。
本来の日本の着物のルールに従うのだったら

  • 6月 単衣*1
  • 7月8月 絽や紗なんかの薄物と呼ばれる夏着物 
  • 9月 単衣
  • 10月〜翌年5月 袷*2

ってことになってるのだけど実際には4月ですら袷じゃ暑い日があってそーゆー時はアタシは八掛だけ付けて裏地の付いてない胴抜き仕立ての着物を着てるんだけど、5月に入って気温の高い日になったら礼装以外の紬や小紋なんかの普段着だったらもう単衣を着ちゃう人の方が圧倒的に多いのが今の日本の着物良く着てる人の現実。秋口も天気が良くて気温の高い日は10月に入っても単衣着ることもなくないし、着物が袷でもせめて中だけは涼しくってことで麻襦袢は結局1年の半分近く活躍しているのがアタシの現実。
家で洗えるから便利だし、だからもう1枚欲しいよなーって。
で、以前ヤフオクで落札したやはり紋紗の麻反物。ちょっとくすみ黄ばみがあったんだけど、洗ったらほとんど気にならないくらい綺麗になったのを枇杷の葉で染めてみたら綺麗なサーモンピンクに。写真撮るの忘れたので載せられないけど(後日載せる予定)草木染って一つとして同じ色にはならないそうなのでワクワクドキドキしながら染めました。
これも先週仕立てに出して夏には仕上がって来る予定。今度初めて前下がりを付けて貰う仕立てを頼んでみたんだよね。
前下がりってのはアタシのように胸が大きいとどうしても前が上がっちゃうので後ろより前を少し長めに仕立てること。

着姿をキレイに見せるきものの仕立て方・頼み方

着姿をキレイに見せるきものの仕立て方・頼み方

この本で知りました。夏着物は透けるから前が後ろと5センチ以上違うのって何とかならないかずっと思ってたので、出来上がって来るのが楽しみ。

*1:裏地の付いていない一枚仕立ての着物

*2:裏付きの着物の事ね。普通の人のイメージする着物って大抵これのこと