モリのアサガオ

5話の演出が古厩智之だと言うので、慌てて貯めてた録画一気に観た。
今まで漠然と死刑制度に対してどっちかって言うと反対かも。みたいに思っていたけど、本気でちゃんと考えてことなかったんだって気づいた。
ろくに出演者も知らなかったんだけど、何気に自分的にはめっさ豪華キャスト。
ARATAをTVで毎週見られるだけで嬉しいし、香椎、木南、谷村のレギュラー若手女優3人はそれぞれ好きな女優さんだし、中村獅童 六平直政 大倉孝二　温水洋一　ベンガル　塩見三省と皆良い。そして柄本明はホントにもうなんと言うか巧過ぎるわ。　
香椎由宇が美貌過ぎて、おまけに女性記者で仕事も出来る設定？伊藤君と釣り合わないように思えてしまう。案外現実にはこーゆーカップルも存在するけどさ。
木南ちゃんからも好意を寄せられてるようだし、モテモテじゃん！これって原作どおりなのかな。新人なのに(新人だから？)毎回安易に1人で鍵開けて死刑囚の部屋に入っちゃってるのが良いのか？ってのがかなり引っかかるのだけど・・・。
でも伊藤君にはピッタリの役だと思う。
5話の子役の子上手かったよね。いろんなドラマなんかでよく見かける子なのでああ、又出てると思ってしまうけど。今の医龍にも出てるし、前クールのジョーカーで伊達の子供時代を演じてたし。
釈ちゃんの役は自身の贖罪の為にツダカンを利用してるだけじゃないの？って思ってしまって、それは違うだろ？って思うのだけど、ある意味共依存で、そこに真の救いはないんじゃないかと・・・。
しかし、ツダカンはすごい気合入ってるなあ。5話での被害者の父親役の田口浩正との対面の場面でうわー！背中で演技してる！ちゃんと戸惑いが伝わって来る！と感心して録画リピッたら面会室のガラスにツダカンの顔が映ってた。これは古厩監督の演出なんだよね？寝室の小さいTVで観てたので見落とすところだった。映画だったらもっと良かったのに。
ちょいちょい引っかかる部分はあるけど、人の心の揺れ動き？極悪非道な殺人犯でもどこか人間的なトコがあったりで持続して観てしまうと思います。
原作読んでないんだけど、ドラマが終わったら読みたい。

モリのアサガオ―新人刑務官と或る死刑囚の物語 (1) (ACTION COMICS)