お申込み第一号!


今日は57回目の誕生日でしたが、午前中はパートでお昼ご飯(夫と二人で押しずしとお素麺)食べたら午後から大荷物持ってダッシュでお出かけ!
遂に!訪問サービスにお申込みが入ったのですよ!
絶対に需要あるはず!と始めたサービスですが、家に呼び入れるって案外ハードル高いのかな?
「お願いしたいけど片付いてないので〜」との複数の声が聞こえて来てたり、
私の家に比べたらどのお家も綺麗だと思うんだけどな〜(笑)
まあ、そのうちに、とのんびり構えてましたがとうとう第一号のお申込みがございました。
先日京都の型染め体験もご参加下さったY様。
良いもの色々とお持ちでコーデに悩みがおありとの事、
きっと訪問サービス必要とされてる!ってピン!と来たので
「良かったら〜!」とちょっぴり営業しちゃいました。
そしたら数日でお申し込みがあったので私の方がビックリ!

お誂えの牛首や新柄の博多帯、花織、ステキな着物や帯がずらずらと出てくる出てくる!
どっさり持ち込んだ帯揚帯締め伊達衿を使っていろんなコーデをご提案!


「そんな組み合わせもあるのね!」

「え?それ組み合わせて良いの?でも似合ってる!」


「この帯締めあまり気に入ってなかったけどこんなに使えるとは思わなかった!」

「コーデのポイントが少しわかって来た!」


クリパ用の訪問着コーデも!
「いらないと思っていた帯がこんなになるなんて!」
等々嬉しい言葉が次々に!

同じ着物と帯でも小物を変えるだけで雰囲気変わるんですよ。


ザ!昭和な着物や帯も可愛い!



次はどんなものを買うと手持ちの着物や帯が生かせるのかもアドバイスさせていただきました。
訪問サービスとお買い物サービスはセットで申し込んで頂くとより効果的。セット割引もございます。

詳細はこちらです。
http://d.hatena.ne.jp/yukodokidoki/20180321/p1
今なら訪問サービスは2時間3000円に交通費のみ。プラス2時間までは延長料金なしの特別サービス中。
延長料金のサービスは数名で締めきりますのでお急ぎくださいね。
日程はご都合に合わせて相談で決めさせていただきます。

終了後とっても嬉しい感想もいただきました。

着物ビギナーです
勧められたコーデが
なんだか、自分らしくない感じ満載で 迷ってました。
小物もよくわからないしー

今回の訪問サービスで
目からウロコを取ってもらいました💕
しかも、自分の手持ちを見ながらのコーデ 🌹
めっちゃありがたかったです
ありがとうございます

お買い物に行く前に自分がどんなものを持っててそれにはどんな物が似合うのか?
これをちゃんと把握してる人って案外少ないんですよねー。
コーデのコツみたいなもの結構感覚でしてるので言語化するの難しいんですが、
実際に手持ちのものでコーデするとその感覚がつかめるみたいなのでこのサービスやっぱりお勧め〜!

京都で染め体験


私偶々知り合いになった京都のベテラン板場職人さんのところに皆様をお連れして型染め体験をして頂くツアーを有料サービスでやっております。
こちらの職人さんの工房は特に観光客向け等の対応はしておられませんので紹介がないと行かれません。


写真で型のサイズ使わるかしら?
大きさはまちまちですが、平均すると生地の幅40センチ弱×80センチ位ですね。
これで染めて着物を作ってるプロが実際に使っている型をそのまま使わせて下さっての染め物体験です。
良くある観光客向けの袱紗やポーチなどを染めるのではなく、ご用意下さった白生地に型一枚分を染めますので
そのまま飾ったり、自分で好きなように加工して袋物にしたり、半襟にしたり、自由に楽しんで下さい。

前回皆さんが染められたものがこちら



生地は持ち込みも可能です。持ち込み料金必要ありません。

さらに追加料金で帯揚げや半襟もありえないようなビックリ価格(1500円〜)で作れます。
型も色も選び放題なんですよ!
自分だけの一点モノの着物や帯をオーダーすることも出来ちゃいます!



出来上がったオリジナル帯揚げを手にして皆さん嬉しそうでしょ?










この後7月2回、8月1回は実施が決まっていますが9月以降も行きたい方がいらっしゃるようですので日程相談していきたいと思います。
ご興味ありましたらお問い合わせ下さいね。

下着とか工夫の数々その1


暑いですね〜!昨日は38.7度の猛暑の中、祇園祭に行って参りました。
くらくらする様な猛暑でしたが、もしかしたら洋服より涼しいかも?な着物スタイルでしたよー。

着物は今回初下ろしの宮古上布、薄ーい麻でかなりの涼しさでした。着物は身八ツ口から風が入るので、空気の流れる場所だと洋服よりも涼しいです。
腕も直射日光が当たるよりも手首までカバーされる方が体の負担少ないですし、でも洋服の長袖だと腕や脇に風が入らないから暑いでしょ?その点着物は袖口も脇もパカパカに空いてますから風が通ればホントに涼しいの。

更に帯は羅の半幅です。羅って一番荒いメッシュ状の帯でスカスカに風が通ります。私は半幅はあまり好きじゃないんですが暑さには勝てなくて今回はこのコーデにしましたよ。

夏の着物を涼しく着るための秘訣いくつかありますが、まずは補正にタオルを使わない!これは絶対です!かなりの効果ありますから!
汗取りには夏こそタオル補正が必須!のようにおっしゃる方多いですが、タオルってパイル生地だから熱がこもってむわ〜ん!ってするでしょ?タオル補正で暑さ倍増!なんて本末転倒じゃないですか?
汗取りは晒や手ぬぐいでされる方が良いかと。

私がお勧めなのは100均で売ってる麻のタオル!

肌触りも案外柔らかいしちゃんと汗も吸ってくれる!何より優秀なのは熱がこもらない!ので脱いだ時の綿タオルのむわ〜!って感じが無いのが素晴らしい!
他にはへちまで作る夏用の補正なんかもあるいようですね。ネットで検索すると出てくるので私も試してみたい〜!

市販のへちまパットも存在します。


へちまの帯板、帯枕は私も愛用してて明らかに体感温度が違うのでこちらも効果あると思います。



体型的に私には必須アイテムの和装ブラなんですけど、夏は汗かくと痒くなるのが悩みだったんですが最近良いものを発見しちゃいました。ユニクロのエアリズムのブラ!汗かいてもサラッとしてて痒くならないし、ノンワイヤーで胸元も程よく抑えてくれます。私の場合ワンサイズ小さいのがちょうど良いです。
エアリズムのブラキャミソールも良いかもしれませんね。次のセールで買ってみようっと!

次回も涼しく着るために便利な道具や工夫について書いていきますね!

夏着物どれが涼しい?


だいぶ間が空きましたが夏着物のうんちくを語る記事の第2段。何が涼しいのか?ですよ。
私が持ってるもの実際に着てみての実感です。
一般的に涼しいと言われてるのが麻ですね。シボの入った小千谷ちぢみは人気がありますし、お誂えしても比較的安価です。上手に探したら4〜5万で作れるかな?
家で洗えるし、アイロンも必要ないので夏着物としては結構お勧め。私は2枚持ってます。
上手に探せたらリサイクルで3000円〜位で見つかったりもしますよ。小柄な人は特に可能性あります。

洗える涼しい着物として東レのセオαも便利です。洗ってあっという間に乾くし、皺にもならなくてアイロンも必要なし。
涼しさですがどうやら個体差があるみたいですね。私が持ってるのは撫松庵のサラッとした生地、多分定価はお高めので綿コーマの浴衣と変わらないくらいの体感。
価格や生地の厚み、発売時期等々によってまあまあ涼しいのと案外そうでもないのがあるようですね。
ネット購入は生地が確認できないので結構チャレンジかも。

これとかわりとお安めよね。好きな感じ〜。

私が夏着物で一押しなのは絹紅梅です。セミの羽みたいに薄くて軽くてあまりシワになりにくく、絹なのに家で洗えて涼しいの。
浴衣ですが絹なので夏着物風に着れば特別フォーマルな場所以外は行かれますし。
リサイクルで頑張って探しまくれば稀に3000円位で見つかることも。竺仙とかで誂えたら10万位かな。
私は4枚持ってましてうんと暑い時はこれ以外は着る気がしません。
紫色のアンティークな絹紅梅の反物も持ってるんだけど、お仕立てするか、手放すか迷い中なので欲しい人が居たら譲りしちゃうかも〜。

憧れの宮古上布遂にゲットしました!サイズ直して貰って今シーズンデビューです。私では手が届かないと思ってたんだけどたまたま私でも入手可能なのを見つけたので超ラッキー!
これ着て出かけるのが楽しみすぎます。絹紅梅よりもっと涼しいと思いますし軽くて着やすそう。

宮古上布はものすごーく薄い麻織物で勿論手織りのものしか存在しないのでとても手のかかった良いもの。
細い細い苧麻の糸を唾つけて寄ってつないで織りあげるんですって。多分織り上がったのは臭いと思う(笑)ちゃんと洗って仕上げるから大丈夫だけど、最近の若い織り手さんは唾じゃなく水でするけどホントは唾の方が良く付いて良いのよ。って沖縄展でお話した織り手さんがおっしゃってました。
織り上がってから杵で売って仕上げるので独特の光沢があります。杵打ちと水洗いを繰り返しているので多分家で水洗い出来ると思います。
まだ洗ってないので保証は出来かねますけど。

柄行もかなり好み。ウフフ!

あと有松なんかの絞りの浴衣もかなり涼しいです。柔らかくて肌触り良し、ただこれも個体差があって生地の薄さで違ってきますけどね。

ものすごくお高いので絶対に手が届かないけど芭蕉布もとても涼しいそうですよ。ザックリした帯よりも薄ーい繊細な着物は一度だけ沖縄の物産展で見せてもらいました。
数百万するらしい・・・。一生縁はなさそうだけど、ボーナスジャンボが当たったら誂えてみたい。つっても宝くじ買わないけどね。


一般的な夏の絹の絽は案外暑いし、お手入れにもお金がかかりますよね。夏の絹物は総じて手入れ問題がハードルになると思います。

紗紬(透けの有る夏の紬全般のこと)もわりと着やすいかも。夏大島とかもお金があれば欲しいです〜!前に大島紬美術館で見たの良かったわ。

次回は夏帯について、何か夏着物のことで質問があれば受け付けております。答えられないことも多々あるかとは思いますが。

動画を撮る派、撮らない派


ワタクシ現在十三の着付け教室ひまり庵で講師試験目指して勉強中なんです。

ひまり庵の高田聖子先生はとーっても太っ腹!レッスン中の動画撮影OK!
こんな着付け教室ってそうそうないのでは?
なので講師養成コースでも皆さん動画撮影をされてる方が多いです。

でも私は動画撮ってません。
誤解されずに上手く言語化出来るか不安ですがその理由を書いてみます。

いきなり話題が飛びますが私は料理が好きなんです、
でも、だけど、ただ本を見て作った料理って毎回テキストを見ないと作れません。
これって私だけ?分量とか手順とか本や録画した料理番組を見てだと、全然頭に入らないんですよね。
なので10回作っても20回作っても毎回確認しないと作れないの。

人から口伝で教えていただいたり、お店で食べたものを再現しようと自分で工夫したりして作ったら一回でインプットされるので大丈夫なのに。

着付けもひまり庵に通う前、本やDVDで練習してもなかなか上手くいかなくて、やはり直接習うべきだわ!
ってことで、どこか良い教室は無いものか?と探し探して今日に至るわけなのですが

その貴重な直に教えていただける機会をスマホで録画することで薄めたくない!

子供の運動会とかでも写真やビデオ撮るのに必死になりすぎると何も記憶に残ってない!
トホホな記憶力の私は必要最低限しか撮影はしないようにしています。

飾り結びの出来上がった全体のバランスとかは記録しとくと後々見比べられるので有益だと思ってますけどね。

しかし通常のレッスンは記録よりも記憶にインプット!
ま、なかなかスムーズに頭に入っていかないので苦労してますが。

もちろんこれは私の場合のこと、動画撮る派の方を否定してるわけでは決してありません。
それぞれの方のやり易い方法でされたらいいと思います。

動画もどなたかが撮って下さったなら喜んで観ますけど、(笑)自分で撮影は私はしなくて良いかなと。

次の課題は何となく手癖でやってしまってるところをもっとよく考えてしていかないと!ですねー。
ホントにこれでいいのか?紐の位置、強さ、手の動き、頭をもっと回転させなきゃ!

赤い着物が欲しかった


昔からずっと赤い色が好きだし自分の似合う色だと思ってて
真っ赤な服や靴やショールは全然身に着けるのに抵抗ないし
良く着物好きな人が洋服では着られない派手な色が着物だと着られるとか言ってるけど
私はむしろ逆で、
着物はどちらかと言えば地味好みな方だと。

でもやっぱり赤い着物欲しいなあってずっと思ってたんですよ。

子供っぽくない私が着てもおかしくない真っ赤な着物。

ついに見つけちゃった!

しつけ付きなのにユニクロのTシャツより安い!
着丈も裄もたっぷりあって幅もまあまあ着られるサイズ。

写真だと上手く色が出なくてオレンジぽいんだけど(オレンジも好きなんだけどね)
一番面積の多いところはこっくりとした真紅なんですよ。
真紅とオレンジと臙脂の横縞
横縞だけど案外スッキリ見えるし、やっぱ私赤が似合うのねー。って自画自賛

袷なのでまだしばらく着られないけど、ゆっくりコーデ考えようっと。





夏着物のお手入れ


汗ばむ季節になりました。夏の着物のハードルの高さって単に暑いだけじゃなくて、お手入れの大変さもあると思うんです。
汗じみってそのまま放置すると着られないくらい酷いことになりますから。
リサイクルとかで汗汚れを放置して脇にすんごいシミが出来てる着物見たことありませんか?ああなる前に着た後とシーズン終わりには汗の手入れは必須なんです。

綿や麻やポリの洗える素材なら良いけど、絹はそんな簡単にはいかないのが困りもの。

汗は水溶性の汚れなので京洗いとか丸洗いって言われるものじゃ要はドライクリーニングなんで落ちませんから。
汗ばむ季節は丸洗いと併せて汗抜きもしなくちゃいけないの。
大体汗抜き料金は丸洗いと同等なのでとってもお金がかかりますよね〜。
安いところでも5000円位は掛かるんじゃないかと思います。

なので私は夏に着るのは基本的には家で洗えるものがメイン。
単衣の紬などの絹物で縮むの覚悟で家で水洗いすることもたまにありますが、何度も洗うと絹の風合いが落ちますし、そんなに頻繁にはしない方が良いのですよね。

で去年からちょっとづつ自分で汗抜きにもチャレンジしています。

面倒だけどやらなきゃ絶対シミになるのでお金をかけてプロに頼むか自分でするか?と2択しかありませんもん。
あ、安いリサイクルだったら縮むの覚悟で家で洗うって選択肢もあるけど、これはお勧めできない。だって縮むもの。

汗抜きも自分でしたら縮んだり、水染みが出来る危険はゼロじゃないんですけど、そこは自己判断で、最初は失敗してもいいやってものから始めたら〜。

そこまで面倒なことじゃない初歩的な、これはやらなきゃ損!なお手入れの色々をお伝えするお手入れ講座を準備中です。
又詳しく決まったらこちらでもご案内させて頂きますね。

夏の着物の記事はしばらく続けて書いていきます。
次回は夏着物の種類と特性。どんなのならお手入れが楽なのか?どれが涼しいのか?についてです。