パーソナルカラーって大事

美人だけが知っている似合う服の原則―肌質×瞳の色で即・診断!

タイトルがイマイチなんだけど内容は良い本でした。
ざっくり言うと肌質（ブルーベースとイエローベース）と瞳の色（黒から明るい茶色まで4段階）の組み合わせでスプリング、サマー、オータム、ウインターの4つのタイプに分ける事によって似合う色と似合わない色の診断が出来るのね。似合わない色を身に着けると老けて見えたり太って見えたり野暮ったくなったり疲れて見えたりするって〜うんうんわかるわかる！
若い頃は好きな色のメイクで大丈夫だったのに今はメイクの色味によって肌がくすんで見えたりするなーって日々思う事が多くなってるわけですよ。。。今月で５５歳だもの無理はないんだけどさ。
特に着物は体を覆う面積が広いので似合わない色を着るとすっごく老けて見えるのよね。
年を取ると真っ白な半襟に顔が負けてしまって顔色がくすんで見えるなんて話も聞くし、これもパーソナルカラーと関係があるんだろうな。純白が似合うのはウインタータイプだけなのでそれ以外の人は顔に一番近い部分に似合わない色を持って来たら、そりゃくすんで見えるよね。そうは言っても礼装では純白の半襟を着けなきゃしょうがないのだけど、多分メイクや伊達襟なんかで多少はカバーできるのでは？
それに礼装で着物を着る機会なんてめったにないので普段着の着物だったら半襟も似合う色のを選べば良いんだよね。アタシは肌が多分イエローベースで瞳の色は薄くて明るい茶色なのでスプリングタイプだから基本的に明るいはっきりした暖色系が似合うらしく。確かに綺麗なオレンジ色とかクリアな赤の服は似合うと言われる事が多いかも。寒色系はハッキリした綺麗な色を選ばないと顔色悪く老けて見えるのよねー。薄めのブルーグレーとか好きなんだけど超絶顔色悪くくすんで見えるもん。似合うはずのターコイズやメロングリーンは好きな色で洋服やマフラーも持っているなあ。
半襟だったら手持ちの中ではアイボリーや綺麗めのベージュ、ウォームグレーに明るめの紺なんかも良さそう。
今思い出すと30年近く昔、ウェディングドレスも純白じゃなく真珠色系のアイボリーの光沢のあるシルクタフタのドレスだったなあ。あの色のドレスを選んだ自分を褒めてあげなきゃ。色ドレスもピンク味の入った綺麗な赤でアレも正解だったってこと？
娘は薄いレモンイエローが大好きなんだけど、彼女は多分ブルーベースにアタシと同じ薄い色素の瞳なので（親子揃って瞳の色が薄く写真はすぐ赤目に写るし、外に出るとやたら眩しがるタイプ）サマータイプと思われ、なるほどレモンイエローが似合うのは納得。振袖もレモンイエローだったけど似合ってたと思う。全体にパステル系の淡い色が似合うタイプ。
イエローベースに瞳の色が濃いタイプがオータムでシックなこっくりした秋色が似合うタイプ。ブルーベースに瞳が濃い色なのがウインターでコントラストのハッキリしたヴィヴィッドな色が似合う。
なるほどなあ〜。ちなみにスプリングとウインターは日本人には少なくそれぞれ1割位。一番多いのがサマーで全体の5割、残り3割がオータム。
ベージュピンクの口紅はパッとしないなあと常々思っていたのだけど、老けたのは事実だからしょうがないと諦め気分でいたのよね。でもアタシのパーソナルカラーじゃないことが分かったので早速オレンジ系のルージュとチーク買いました。

ヴィセ リシェ リップ&チーク クリーム ブライトオレンジ OR-3 5.5g

クリームタイプでチークとルージュどちらにも使えるタイプ。ルージュは案外うす付きなのでクリアレッドのグロスを唇の真ん中に足してやるとちょうどいい感じ。綺麗な色だけど目立ち過ぎず透明感が出て大人かわいい感じに仕上がるのでしばらく使ってみるつもり。
値段も1,000円ぐらいで安くて良い。
ライトグリーンの入ったアイシャドウもスプリングの人は似合うらしい。最近使ってないけど持ってたはず。ブルー系やパープル系は似合わないのでもう捨ててしまおう。
若い頃で化粧品売り場のカウンターでメイクしてもらうとすごーくけばくお水ぽくなるのがとてもとても嫌だったのだけど、ブルーベースの肌に似合うブルーや紫のシャドウに濃い色の瞳に似合うはずの黒のラインを引けばそりゃ似合わなくて当たり前だったんだ。最近買った薄ーいシャドウタイプのアイラインも気に入ってたんだけど、薄い瞳の色の人は濃いアイラインを引くと浮いてしまうのねー。いやー勉強になりました。