やべーやべー

ワルボロ

ワルボロ

えっらいこと面白くて夜更かしして一気読み。
世代は近いんだけど不良とは地域的にも嗜好的にもまるで縁のない生活を送って来たので、こーゆー世界ってよく分からないんだけど、ぐいぐい引き込む力がある。
誰でも一冊は小説を書くことが出来るとよく言われるけど本人の中学時代を書いたゲッツ板谷の初小説であるこれは、小説としては非常に稚拙な部分も多々あるのだけど、それすらも魅力になってるちゅーか、変に巧くないのがリアル。
不良仲間との友情物語だなんて普通は臭くて読めないでしょー。てな世界なのにさー。気がついたら日付が変わってたんだよね。
岸和田少年愚連隊とかパッチギとかも好きだし、現実世界の不良は苦手だけど、彼らを題材にしたストーリーは悪くないつか好きなのかも。無自覚でしたが。
この続きも気になるよー。高校に入ってどんな生活が待ってたのか知りたいと思うのはアタシだけじゃないはず。