着物を虫干し

yukodokidoki2011-07-21


梅雨も明けたことだし、そろそろ土用だし、少しづつ着物を陰干ししているのだけど、子供が出来てから一度も着ていない水色系の友禅の訪問着のお尻の部分にうっすらと茶色いシミが出ているのを発見!
ここ数年お手入れ怠けてたし、特にこれは1〜2度しか着てないから油断してたよ。ぎゃーん!どうしよう。
写真だと分かりにくいけどちょうど縫い目のあたりから右側にかけて薄く広がってるの。
丸洗いだけじゃ多分完全には落ちないだろうからその後しみ抜きか。はたまたいっそ洗い張り?どーせ洗い張りするならすっかり太ってしまったアタシの体に合わせて身幅出して仕立て直したら、今高3の息子の卒業式で着られるよね。直しついでに縫いで一つ紋を入れたら格が上がるから結婚式とかのおめでた事にも着られるし〜。でもでも幅広げるとスジ消しも必要だし、綸子だとスジ消しをしても完全には綺麗にならないかも。洗ってしみ抜きして紋入れて仕立て直したら、安い着物1枚買える位の予算が必要よねえ。
ま、どこに仕立てを頼むかで金額は大きく変わって来るのだけど、着物を作った名古屋の呉服屋さんに電話で聞いたらしみ抜きは数千円で非常に良心的にやって貰えるようだけど、(近所の染め屋さんに聞いたらしみ抜きだけで数万掛かると言われた)仕立て直しは5万位掛かるって・・・。
しみ抜きと洗い張りだけやって貰って、後はネットでわりと評判の良い「まゆ」さんに頼んでみようかしらん。
古典柄なので今でもおかしくないのは良いけど、わりとちまちました上品な柄なのであっさり顔の娘の方が似合うと思うのよね。そしたら、丸洗いとしみ抜きだけで、1万円でお釣りが来るのでそれで良いような気もするけど。
でもアタシも着物着た〜い。昔の体系に戻れればいくらでも着物はあるのに〜。
紺地の麻の葉模様の変わりデザインになった紬のアンサンブルや、裾から色がグラデーションになってる露柴の総柄の着物とかしつけが付いたままだし、薄い渋めピンクのちりめんに辻が花調の同系色のお花がごくあっさりと入った付下げも一度も着てない!帯も何本も真っ新なままのがあるのに〜。どれも若い頃に渋好みと言われたものだから今でも組み合わせ次第で充分着られるはずなのに。くすんくすん。すべてはすっかり横に広がってしまったアタシが悪いのよね・・・。
まあサイズ的に着られても袖の長さは流石にちょっと短くしないと今月大台に乗る人が娘の頃と同じ長さじゃおかしいのでどーせ直さなきゃならないのだよなあ。
そして今より横幅を出すとなると絵羽柄の繋ぎがどうなるのか?が不安。