地球に優しいって・・・

洗剤と言えばいつも業務スーパーでロケット石鹸てメーカーの「汚れおち〜る」という万能洗剤を買ってて、これが機能的にかなり優れものなのだけど、今成分を見たら

  • 界面活性剤(7.9%ポリオキシエチレンアルキルエーテル
  • アルカリ剤(炭素塩)
  • 漂白剤(過炭酸塩)
  • 有機キレート剤
  • 漂白活性化剤

とあった。普通の洗剤とは成分が違う感じ。洗濯にも使えるんだけど普通の洗剤の倍くらいの価格なのでどうなの?と思ってたけど良く見たら洗濯用の合成洗剤の半分の量でイイみたい。だったらこっちに切り替えるのもアリかも。

過炭酸塩と炭酸塩で検索したらこんなページが

最近では、「過炭酸塩と炭酸塩を主成分とした環境に優しい洗剤」というのもあるようですが、どうでしょうか?

過炭酸塩と炭酸塩は生分解性が良いので、「環境に優しい」のは確かだが、品質表示には界面活性剤も記入されているはずだよ。それがどんな界面活性剤なのかが問題です。
http://www.miotsukushi.com/cleaner/cleaner2.htm

通常の洗濯洗剤にもこの界面活性剤ポリオキシエチレンアルキルエーテルは入ってて、今家にある洗剤の成分表示を確認したら粉末タイプで22%、液体タイプだと32%も入ってるんだって。更にこの全部がポリオキシエチレンアルキルエーテルではなくて直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムてのと併せてのパーセンテージで、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムの方が有害性が高いみたいなのよ。*1
「汚れおち〜る」は使用量が洗剤の半分で済むってことは実質4%弱と同じことだよね。もう結論出たようなものだな。
環境に優しい方が洗浄力も高いなんてなんか不思議な感じ。
アタシは地球に優しいつー言葉使うのなんとなく抵抗がある。なるべく有害性の高いものより低いものを選べるならそっちの方が良いよね。って漠然とした思いはあるのだけど、実際には良く分かってなくて、ちゃんと調べたり勉強したりしなきゃーと思いつつそのままでいる自分への言い訳つーか。こーゆーのひとくくりにするのが良くないって分かっててあえて書くけど、ボランティアとかって間違いなく正しいことなのにそれをしてる人に案外胡散臭い人が多いってのはどうなのよ?エコとか無農薬とかロハスとかそーゆーのにハマッテル人特有の説教臭と言うか、なんか苦手でさ。体に良くないと分かっててもファストフード食べたい時もあるし、毛皮だって着たいし、無添加の物だけを選んじゃいられないじゃん。的な開き直り。
や、分かってますよ。やってない人がやってる人をあーだこーだ言うのはおかしいってコト位。分かってますけどー。アタシは正論を声高に言う人が苦手で、そこに何らかの偽善の匂いを感じてしまうからってのは言い訳で、実は反論の余地がない逃げ場がないのがツライからなんだよな。
で自分自身はちょうファジーにイメージとその場の気分でたまにエコっぽいことして、何が地球に優しいだよ!と自分に毒づいてるわけだ。

*1:直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムのwiki参照