タカラヅカ!

今年の宝塚映画祭でジョぜと虎と魚たちの上映に田辺聖子さんの講演がセットになった企画があったのを今頃知り非常に悔しい気持ち。田辺さんはこの映画をどう思っておられるのかぜひ聞きたかったのよねー。
情報を求めて検索していたらばそれは見つからなかったんだけど、以前この日記にも書いた宝塚に男性団員がいたって話が舞台化されることになったそうなのを偶然見つけたの。

戦後に9年間だけ特設された「宝塚・男子部」を題材にしたドラマ「宝塚BOYS」が舞台になって、が来年夏に全国各地で上演することが決まった。
2年前、私は25人いた男子研究生の当時の様子とその後を「男たちの宝塚・夢を追った研究生の半世紀」という単行本にまとめたが、それを原作に舞台化されることになったのだ。
実を言うと、この本を発表した後、複数の製作会社から「ドラマ化したい」などという申し入れがあった。なかには、「女の園に男が!?」という興味本位でバラエティー番組で取り上げようとするものもあったが、タカラヅカをはじめ、元・男子研究生の尊厳を損なうものはすべて断ってきた。
そんななか、一路真輝らが所属、「アンナ・カレーニナ」などの舞台も作る東宝芸能歌劇団の協力を得て、「頑張った男たちの青春グラフィティ」として製作することになった。出演するのは葛山信吾、吉野圭吾、柳家花緑三宅弘城佐藤重幸須賀貴匡猪野学山路和弘らバラエティーに富んだイケメン俳優。
脚本は昭和という時代にこだわる作品を書き続け、文学座青年座のためにも書き下ろしをしている中島淳彦。「奇跡の人」などを手がけ、読売演劇大賞優秀演出家賞にも輝いている鈴木裕美が演出を担当する。
来年6月に東京のル・テアトル銀座を皮切りに、7月7、8日には兵庫県立芸術文化センター中ホールで上演。このほか名古屋、新潟、札幌なども巡演する。
劇中劇として彼らのショー場面も登場しそうで、タカラジェンヌとはまた違った「BOYS」のドラマが見られると、楽しみにしている。(演劇ライター・辻則彦)
http://applause.cocolog-nifty.com/norihiko/2006/11/post_ea1e.html

ひゃー!この出演者すっごいバラエティに富んでておもしろーい!
大人関連以外の舞台で石鹸さん観るの初めてー!ってもう行く気になってますよ。

男たちの宝塚―夢を追った研究生の半世紀 (のじぎく文庫)

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