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スズキが覗いた芸能界

スズキが覗いた芸能界

元はクイックジャパンでの連載なんだけどかなりリミックスされてるみたい(連載中ほとんど読んでなかったので)本の中で「演歌なアイツは夜ごと不条理な夢を見る」のDVDが出るようなこと言ってたんだけど、結局一年以上たつのに出てないよね?
大塚恭司*1磯山晶プロデューサーや爆笑問題との対談がかなり面白い。
磯Pとの対談の中身は本が出たばかりの頃レイコさんのところhttp://d.hatena.ne.jp/pippi/20041102#1099407527で話題になってたのでそのうち読もうと思ってずうーっと忘れてたのよね。
でもアタシが一番ドキドキしたのはャバ嬢の営業の話題の延長で松尾スズキが「磯山さんと宮藤はそんな風にみられがちなのじゃないか」って言うとこだったり。
磯Pは否定してたけどさ。普通はこーゆーことを面と向かってこんなにもあっさりと当人に言ったりは出来ないものじゃない?だって磯Pは「ヤッちゃいたいと思うタレントを起用する人間だと思われてることにすごく傷つく」って言ってるのに。
あとニンゲン御破産の稽古中の勘九郎(現勘三郎)が松尾さんたちのような猥雑な世界に逆の意味でコンプレックスを持っていて、マゾヒスティックに「いじめてください」光線を出してるってのは面白かった。
それと芸能人で芸があるのはジャニーズと歌舞伎くらいってのも。
この間のキレイで岡本健一を使ったし、これから先松尾演出のジャニーズなんてのも観られるかもね。
以前演技者で森田剛がマシーン日記をやった時もかなり好意的なコメントしてたし。
ゴールデンライラック (小学館文庫)

ゴールデンライラック (小学館文庫)

フラワー・フェスティバル (小学館文庫)

フラワー・フェスティバル (小学館文庫)

ローマへの道 (小学館文庫)

ローマへの道 (小学館文庫)

ゴールデンライラックは再読。これまんま映画にしたらアカデミー賞とか取れそう。フラワーフェスティバルは連載時途中まで読んでたんだけど、ラストはこんな風だったんだ。

*1:演歌な〜のプロデューサーで元は石井聰亙監督の爆裂都市http://www.ishiisogo.com/f_burstcity.htmlのAPもしていた人。彼が十数年ぶりに演出したのがあの!「女王の教室」なのですよ!アタシ「女王の教室」を観てる時は全然気がついてなかったんだけど。あまりにもな作風の人なのでずっと干されてた(?)んだけど、女王の教室が良かったから又ドラマ撮るかもね。