035「上京ものがたり」

はてな100冊読書クラブ

上京ものがたり

上京ものがたり

西原理恵子とアタシはほぼ同世代なのでこの時代の感覚はよく判る。水商売ギリギリのバイトもしたことあるし、マルイに行くために服を買うとかもああ!あったよねーって思う。アタシはずっと地方都市の自宅っ子だったので水道代が払えないことは無かったけど、実家は借金まみれでそれを知りつつ自分の給料をどう使おうと自由でしょとばかりにブランド服を買いまくって、フラフラと東京に遊びに行ったり、仕事しない男に貢いでたのをちょっと思い出しちゃった。
あの頃東京で一人暮らしをしていた友達はみんなお風呂なんて無いアパートで暮らしてて、デザイナーの卵だったり、バンドやってたり、売れない劇団員だったり。あの頃の友達とはほとんど縁が切れてしまったけど、みんなどうしているのかなあ。