土門拳

本屋で「音楽と人」を買おうと音楽雑誌コーナーを見ていたら
読書という名の悦楽というタイトルの特集に思わず手が伸びる(笑)
音楽生活という雑誌でした。
始めて見たのだけど、
この特集いいかも?
FOULの谷口とイースタンの吉野の神保町探索と
ナンバガ向井、ブッチャーズ吉村のインタビューよ?
思わず買っちゃったぁ!
吉野は土門拳が好きだってなるほど、すげー納得ですな。
土門といえば、被写体に容赦のない写真を撮るので有名だった
昭和を代表する硬派の写真家。
自分自身にもとても厳しい人だったようですが(写真の鬼と称された)
筑豊の子供達といった実は温かい人間性のある、写真も
撮れる人です。
脳梗塞で倒れて麻痺した身体を引きずる様にして
車椅子で尚、写真を撮り続けていたのですが
2度目の発作に倒れ、長い闘病の末亡くなったのは
10年位前だったかしら?
資料確認せずに記憶だけで書いてますから、
いいかげんだけど。

土門がもし吉野を見たら写真を撮りたいと思ったのでは
ないかと、ものすごく強く思います。
男としての生き方に通じるものがあると思うので。

しかし谷口と吉野の2ショットは神保町にはまるはまる!
なんとも絵になる2人ですねえ。

村山槐太の詩集を買って「いやあ、いいもん買ったなあ」
と何度も繰り返す吉野。キュート♪

あ、音楽と人も良かったよ。
ベンジーの言葉とか紹介したいのだけど・・・ストレートに
ハートを撃ち抜かれた。
まだ読んでないなら読んだほうがいいぜ?(笑)