夫と二人の夕食

  • さばの味噌煮
  • 韮とエノキダケの卵とじ味噌汁
  • モヤシのナムル
  • ひじきとツナ、大豆、蓮根、人参、玉ねぎ、ピーマンの炒め煮ガーリックトマト味
  • トマトとアボカドのサラダ

娘は7時半、息子は10時前後に帰ってきて食べます。焼き物揚げ物は食事時間が別々でも帰宅時間にあわせて出来立てを出す事にしているのだけど(揚げ物は大変なので基本一緒に食べられる時しかやりません)、今日のメニューだと味噌汁の卵とじだけが別々に用意するメニューなので楽。
焼き物は焼き立て、揚げ物は揚げたてで出したいって思うのはアタシが焼き覚ましの魚や冷めてべちゃっとした揚げ物なんて食べたくないから。自分が食べたくないものを家族に出すなんてダメでしょう。これは結婚当初のフルタイムで働いていた頃からのアタシにとっては当たり前のことなんだけど、なんか最近家族に美味しいもの食べさせたい。とか喜ばせたいってピュアな気持ちが薄れてる気がするの。主婦業も30年近くしてきて、もともと料理は好きだったし得意とは言わなくても苦手じゃないから適当に作っても食べられないほど酷いことにはなってないはずなんだけど、なんだかねー。
家にお客様を呼んでおもてなし料理とかだと、とってもテンションあがるし、10人以上、多い時は20人近くの為に10品以上の料理をバババババーッて作って出すのは特別なパワーが沸き上がる。メニューもあれこれ考えるのとても楽しい。それって日常じゃないのでいいんだと思う。主婦としての日常の料理よりも料理人的なポジションにたまに立つことがワクワクするんだよねきっと。
それに家族はそんなに熱心には褒めてくれないし。不満持ってないだろうことはわかってるけどもっと『褒められたい』『認められたい』って気持ちが奥底にあるような気がする。そりゃお客さんは褒めてくれますよそれが礼儀だもん。
おうちレストランすればいいのに。とか言われてもさすがに本気にはしてないですよ。
でも褒められたらやっぱ嬉しいじゃんか。アタシにとって料理は自分の中のクリエイトな部分を発揮できる場であって日常の作業とは微妙に違うんだよね。
日々の料理にテンション落ちてるなあって思う時はここで料理の写真やメニューをアップしたりして誰かが見てるかもーってことで自らを奮い立たせてるんですが、それもなんか違うよね。
別に特別なことがしたいわけじゃない。仕事も嫌いじゃないしそれなりに必要とされてる満足感もある。趣味も興味を持ってることもいっぱいあるし結構我慢せずになんでもしたいことはやってる方だと思う。週一着物とか、音楽ライブや夏フェスとか観劇とか。お花活けたりモノづくりにはまったり。
んー。とりあえず週末手打ちうどんでもして無心に粉捏ねてリフレッシュしよ。