[映]クローズZERO雑感
ややネタバレ箇条書きでざざっと。
- 笑えるシーンがかなり多くて思ってたのとは少々違った。(けどそれが良かった)
- 後味も悪くない。結構爽快といっていいかもしれない。(これも予想外)
- 暴力シーンが苦手な女子でもわりと抵抗感少ない出来になってると思う。
- それぞれのキャラがチャーミングで肉付けの仕方が巧い。(ただカッコイイだけじゃなくダメなとこがみんなあるの。)
- やべきょうすけのラストのアレは完全に予想通りだったけど、それでもアレで正解だと思う。
- やべきょうすけって人はこの先邦画で重宝されるのでは?かつての川谷拓三のようなポジションの人って今いないし。と思ったら原作者さんがすでに「新しい時代の川谷拓三」と評してるのね。なかなか得がたい愛すべきキャラクターなのでこれから絶対出てくる人だと思う。
- 音楽はどれも非常にカッコイイし、使われ方もナイス。
- なんだかんだ言ってもベンジーはアタシの20代後半から30代ずっとの10年以上1番好きなボーカリストでしたから、こーゆー良作でバッチリはまった使われ方されてるのは素直に嬉しい。
- 横道坊主のバラードが流れるシーンもちょいベタだけど、好き。
- 映画とは関係ないけど横道坊主のボーカル中村義人はもう役者の仕事しないのだろうか?*1この映画でもワンシーンくらい出てくれたら嬉しかったのに。
- キャスティングがとにかく素晴らしい。
- 若い出演者がメインでその熱気がスクリーン越しに伝わってくる感じ。多少のツッコミどころはあっても勢いで押し切られてあれよあれよというまに観終わってしまったみたいな。
- ため息出るくらいカッコイイシーンももちろんいっぱいある。この辺はDVDとかになったら連続再生で堪能したい。
- 雨の中の乱闘シーンが観づらい。画面暗過ぎるし(これは映画館によっても多少違うかもしれないけど)ごちゃごちゃし過ぎてて、せっかく体張って出演者が頑張ってるのに、その魅力を存分に映し出せてなくない?
- 黒木メイサの役は必要だったの?損な役まわりで本人もかわいそうなような。
実は前夜3時間睡眠だったので途中で寝たらどうしよう?と少々不安だったのですが杞憂でした。映画を観る楽しさを満喫出来る作品に仕上がってたと思います。