ドラマコンプレックス「指」

萬田久子高岡早紀後藤真希がレズの三角関係になるドラマって聞いて、そりゃ見なきゃ!ってことで録画を今見終わったんですが・・・。
はあ〜?何ですか?この7〜80年代臭プンプンなドラマは?
後藤真希はR.P.G.の時も思ったけどつくづく作品に恵まれないよなあ・・・。
そりゃあ彼女はいわゆる演技派ではないけど、素材の魅力は充分にあるんだから脚本と演出しだいでは化ける可能性大だと思うんだけど、いかんせん大女優ってのはいくらなんでも無理があるような。もっと普通に期待の若手人気女優とかで良いじゃないの?
その辺も含めてどーしようもなく脚本家のセンスが古い!
脚本はあの薬師丸ひろ子が女優開眼した(とアタシは思ってる)Wの悲劇を書いた人だって言うから期待してたのになあ・・・。
高岡早紀が小劇団のスター女優ってのもなんかピンと来なかったし、大体その劇団たるや、アタシが20年以上も昔によく見に行ってた頃の空気感満々で、古臭いことこの上なし。今時これはないでしょうが!
唯一楽しめたのは手フェチ指フェチのアタシですから、後藤真希高岡早紀の手が綺麗だったこと。でもでも高岡早紀はあの髪型はもっさく見えるからやめた方が良いんじゃ?衣装さんのセンスも全体にやぼったくてなんだかなあ・・・。
星野真里の立ち位置もなんか中途半端で、要はこの子も弓子を好きなのよね?最初に出会った時から単なる親切や同情じゃなくて惹かれるものがあったんだと思うし、でなきゃあのシチェーションで「チケット買ってあげる」とかサービスでおにぎりつけてあげたりしないでしょ?よっぽどのお人よしならともかくそんなキャラじゃないわけだし。そのことを弓子が覚えてなかったのも可愛さ余って〜!みたいな感情があったんじゃ?
だから弓子を追い詰めていくのも愛情の裏返し的な近親憎悪みたいな感じ?(妄想し過ぎでしょうかw)そこがもっとはっきりと描かれてたら良かったのにな。
てかそーゆう脳内補足しつつ観てたのはアタシくらいなのかしら?ドキドキ。