第7話「猫の皿」

いよいよ竜の落語を辞めた理由が語られた回。そして岡田くんの落語もついに。
西田さんの落語ですらSPの時はキツイな〜ってのが正直な感想だったので(さすがに最近はドラマの中の落語としては許容範囲くらいには慣れてこられましたよね。つーか随分偉そうだなアタシ)当然岡田くんがプロ並な落語を聞かせてくれるとは思っていなかったけど・・・。うーん、うーん、うーん。
ダメ出しするのは簡単だけど、これはドラマですからね。一番大事なのはドラマとして面白いかどうかなわけで、

落語家さんは何年も修行してるその道のプロなわけで、それをいくら器用な役者だと言ってもちょこっと練習したくらいで『名人』級の落語を演ずることなんて無理に決まってるのは自明の理なんですよ。だからアタシもプロ級の落語を演じて見せろなんて元々無理なことを言ってるんじゃないんです。ただ『それらしく見えるように演技』することは不可能ではないと思うんですよ。
http://d.hatena.ne.jp/yukodokidoki/20050111#p1

てなことを以前にも書きましたが、さて今回の岡田くんは「それらしく見える演技」が出来ていたか?OKとうなずくことは出来ないけど、まあこんなものかもしれないなー。あまりそっちにばかり気を取られてドラマ自体を楽しむことが出来ないのは勿体無いし。
今週はTV誌をいっぱい立ち読みして来て、何がどこに書いてあったのか頭の中ゴチャゴチャになっちゃってるんだけど、このドラマ「観てるよ!」って実際に言われることがすごく多いと岡田くんが何処かで言ってましたね。実際の視聴率以上に反響が大きいようで、ネットを見回ってるとそれがかえって面白くないような人までいたりするのがオカシイ。今までのクドカンドラマは低視聴率で世間の評判もあんまり良くなくって、それを「この面白さを知らない&判らないなんて勿体無い〜」って一つ高みから見てるような気分だったんでしょうかね?ファン心理ってのは不思議なものだ。

先週の「明烏」ですが娘(中2)はテスト中で観られなかったので録画してあったのを観る時アタシも再見致しまして、克子がどん吉を利用してるだけにしか見えないって先週の感想をちょっと訂正。もう一つ本性が見えづらくはあるけど、彼女は彼女なりにどん吉に好意を持ってる風にも見えなくもないですね。とはいってもお似合いには見えないって感想は変わらずですが。ただ、恋愛自体が本質的に「勘違い」も基本要素だったりするものだからそれはそれで良いのかな。
娘に「この二人上手くいくと思う?」と聞いてみたところ、「無理じゃない」って返事が返って来ましたよ。