第6話「明烏」

今回は先週の泣かせる良い話から一転、笑いどころ満載の超クダラナイお話でしたね〜。こーゆーのも好き。
んでもってクドカンのブラックな部分が結構出てる話だったような。
公式サイトで磯Pも

今回はさすがに宮藤くんの「意地の悪さ」を目の当たりにしたように思います。

と言ってたけど見ようによっちゃ「これはないよなー」ってくらい残酷なお話じゃないですか。
明烏は初心な若旦那を花魁が気に入ってモテちゃうわけでしょ。もちろんお金に不自由しない若旦那、上客なのは間違いないし初心だからどうとでも料理出来るって気持ちはあるかもしれないけど、それだけじゃない結構微笑ましい話なのに、今回のドラマだと、克子の気持ちってイマイチよく判らなくってどん吉ばっかり舞い上がってて克子の方は借金の肩代わりをさせたいだけじゃないの?ってのがミエミエでさー。到底お似合いには見えない2人なのでどん吉が痛々しすぎる。
その上どん吉を演じる春風亭昇太さんがあちこちで「薬師丸さんと共演した!それも××なシーンまで〜」ってオイオイ!マジで舞い上がってるの?ってくらいにやたら嬉しそうなんだもん。そりゃ昇太さんの年だったら薬師丸ひろ子角川映画のスーパーアイドルでメチャメチャな超々人気だった頃をリアルタイムで知ってるど真ん中世代だし、そーゆーのっていくら口で言っても若い子には感覚で理解すること出来ないと思うけど本当に本当に凄かったのよ!彼女の角川映画全部リアルタイム封切り館で観てるアタシが言うんだから間違いない!だから無理はないと思うんだけど、それも含めてっていうか尚更に随分だよね。
どん太竜二兄弟もどん吉を心配して合コンを企画するって建前では言ってるけど、そしてそれはそれでどん吉を心配する気持ちが全くないわけじゃないんだろうけど、本当のところ自分の利益優先だったり、どっかでどん吉を嘲うとまで言ったら言い過ぎかもしれないけど、バカにしてる感があるのは間違いなくって・・・。
でもそう言う気持ちって人が誰でも持ってるもので人間臭いつーかキレイ事で済ませないのはアタシは好きなんですけどね。