江戸時代も同性愛はマイノリティ?(ネタバレ混じり)

今更わざわざ言うまでもないことなんだけど、この映画はホモのカップルの恋愛映画であるのと同時にコメディでもあるので、笑いどころがいっぱいあるんだけど、ホモそのものを笑いものにするようなところが全然ないのは観ていてイイよなーって思う。ホモってことが生きて上での精神的障害になっていなくはないんだけど、(特に喜多さんの幼少の記憶であるとか、ヤク中になってしまったのもそのせいもあるのかな?)多分腐女子的には長瀬くんと七之助くんがホモの役だなんて美味しすぎる設定だろうと思うんだけど映画で観ると性的な部分では萌えって殆どなくって、普通の恋愛映画として切なかったりいじらしかったり、可愛かったりするのですごくいいなあ〜って。それって多分クドカンも長瀬くんも七之助くんも同性愛を見世物的に嘲うって気持ちが元々ないからなんだろうと思うんだけど。だから中学生の娘に見せても構わないとアタシは思ったんだけど、それでも2人のキスシーンって未成年者には刺激強すぎるかしら?アタシ的にはマゲを咥える(わざとこっちの漢字使ってみたよ)方がずっとヤバイじゃん!エロエロ〜!って感じですけどね。映画ではサダヲもマゲを咥えるシーンがあって、そこ観て、あー、やっぱり金々は両刀なのね!って確信しましたが。