夢日記【大スペクタクル】

アタシは小さな古書店にいる。
店主はあのアラーキーだ。
アタシはそれを不思議にも思わずひたすらに本を漁っている。
本当は自分の本を売りに来たはずなのに。

どうやら持ってきた本が良い値段が付けられなくて、物物交換することになったようで、掘り出し物を物色するアタシ。

とある古ぼけた本を開くとそこには心引かれるイラストが・・・
緑色の球体をした海上の空中要塞が描かれている。SFだろうか?
宮崎アニメをグロテスク度50%程アップさせたような形態。
そのイラストに見入るうちに気がつくとアタシは絵の中の世界にいた。そこはステーションだった。どうやら宇宙空港らしい。
なぜか、そこにいるのは女性ばかりで、知ってる人間はだれもいない。
突然の攻撃が始まる、小さなバタフライ型の戦闘機が無数に現れて次々に要塞に向けてビームを発射してくる。
要塞はなんとか持ちこたえてはいるものの、アタシの運命は今や風前の灯。

悲鳴を上げ逃げ惑う女達。
空港のTV電話で子供に涙ながらのメッセージを送る母親がいる。
アタシも子供に電話しなきゃと思うが何を言えば良いのかわからずオタオタしてしまう。
ますます、攻撃が激しくなる、このまま死んでしまうのか?それとも捕虜にされてどこかに連れて行かれるのかなあ?とぼんやり考えているうちに目が醒めた。