第8話

7話目の先週は気持ちのすれ違いでやるせなく切ないそんな回だったけど、でも
お互いが相手に恋してることをはっきり認識した回でもあったので、一見回り道しているようで実はぐっと進展してたのよね。

そして今週。うんうんうん。ちゃんとお互いの気持ちを伝えようと出来てる!


今回みくりの兄役の細田君が「自分が幸せじゃないと人を幸せに出来ない」って言ってたけど、それを「良いこと言うな」という宇梶父。
その二人を女性陣が「あの二人は自己肯定感が強い」「今まで生きて来て折られた経験値が無いからでしょ」みたいにバッサリ斬り捨てて〜。


そいでね、思ったんですが主人公2人はどっちかと言えば折られまくりの人生だった訳で、だから自尊感情がやたら低かったり、とにかく屈折しまくってる訳で〜。

そんな二人が自己肯定出来るようになるそーゆーお話なのよねきっと。
それって最強じゃーん。
そのきっかけがLOVEラヴってのも良いわ〜!愛する人の存在が1番自分を強くしてくれる。言葉にするとベタだけど、それって確かなことよね。

このドラマってパロディどっさりのラブコメの体を取りながらもやっぱり深いよなあ。

みくり母富田靖子の「(夫婦間で)愛してるわよお互い努力して。無償の愛なんて注げないわよ他人なんだし。運命の相手なんていない。運命の相手に「する」の。意志がなきゃ続かないのは仕事も家庭も同じ」なんて発言に代表されるように、登場人物それぞれにちゃんとキャラ付けがされていて、それぞれが自分の言葉でちゃんと語る。それも饒舌すぎるぐらいに。

みくり母のこのシーンに続いて風見さんのサポートもあって(車の中のシーンってつまりはそういう事よね?)自分の気持ちでいっぱいいっぱいだった平匡さんがみくりの気持ちを思いやるシーンにつながるこの展開。原作読んでないのでドラマオリジナルなのか原作通りなのかはわからないけど絶妙でしたよね。

重版出来の時も思ったけどこの脚本家さん上手いよね。 
やっぱりアタシはこーゆードラマ好きだわー。