エマイユの煌き アール・ヌーヴォーの華

お盆に名古屋に帰った折りに以前から念願のヤマザキマザック美術館へ行って来たよ。
いやー、七宝に対するイメージが覆りましたね。素晴らしかった〜。出品数も多くて1回では見切れないくらいで音声ガイドも無料だったし又行きたいです。この展覧会は8月26日で終了してしまったのだけど。常設の方もなかなかに素敵なコレクションでしたし。
今回の企画展ではアールヌーヴォーの色々も観られて素敵だったんだけど、中嶋邦夫さんて現代のジュエリーアーティストの方のエマイユジュエリーが繊細で実に素晴らしくてため息ものでした。http://www.nicks-factory.co.jp/こちらのHPでもいろいろな作品の写真を見る事が出来ます。本物は到底アタシには手が届かないけどせめて作品集欲しいなあ。

In The Garden 中嶋邦夫エマイユジュエリー

In The Garden 中嶋邦夫エマイユジュエリー

  • 作者: 中嶋邦夫,有限会社ニックス・ファクトリー
  • 出版社/メーカー: 柏書店松原
  • 発売日: 2009/06/24
  • メディア: ハードカバー
  • 購入: 2人 クリック: 53回
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この作品集は信州の北澤美術館での個展に合わせて出版されたものらしい。
今調べてみたら、ちょうど今JR三越伊勢丹で中島さんの作品などを展示販売してるじゃあないですか!

エマイユの世界 
アール・ヌーヴォーと現代に息づく伝統 
8月15日(水)〜9月4日(火) 6階宝石プロモーション
エマイユ=七宝の歴史は古く、ツタンカーメンの宝物など古代エジプト期から行われていた工芸です。フランスでは12世紀から聖器製作に用いられ、アール・ヌーヴォー期(19世紀末〜20世紀初頭)に驚異的な発展をとげることになります。生活工芸品の枠を超え、ジュエリーなどセレブリティに向けた新しいスタイルが確立されました。

一方、日本では江戸末期に有線七宝の文化が花開きます。主として花瓶や器などの平面の装飾技法に用いられ、当時フランスを中心としたジャポニスムの影響でアール・ヌーヴォー期の作家達に大きな影響を与えました。

本展では、アール・ヌーヴォー期に制作された貴重なアンティーク作品や日本の有線七宝の代表作と共に歴史・技法を紹介いたします。また、失われていた当時の技法を現代に蘇らせ、世界を魅了している中嶋 邦夫氏の作品を中心に展示・販売いたします。七つの宝をちりばめたような美しさを、ぜひご堪能ください。

http://osaka.wjr-isetan.co.jp/floorevent/1208email/index.html

うきー!今日は梅田に行ってたのになんてタイミングの悪いアタシ。
でも多分行っちゃうわね。