本屋で予約その1
アタシはmixiで元々の知人以外の人にマイミクをお願いすることってホントに滅多にないのだけど、はてなブックマークがきっかけで藩金蓮さん(山田風太郎の「妖異金瓶梅」の主人公から取ったそうですが、この小説好きでした!)を知り、ものすごくドキドキしながら自分からお願いしてマイミクになっていただいて数年。
彼女の書く文章は人を惹きつける力があるし、書くべき人だとずっと思ってましたが、このたび「第一回 団鬼六賞」を受賞されて作家デビューされることとなりました。http://d.hatena.ne.jp/hankinren/20100922#p1
なるべくしてなったって気がしますけど、本当におめでとうございます。
「マゾヒズム、サディズムの不可解さ、
究極の快楽を極めんとする貪欲なまでの欲望、
SはMを、MはSを求めるのは、宿命、
その宿命に忠実な人間の気高さ、滑稽さ、悲哀」そこを見つめる団鬼六小説。
「SM小説は単なるポルノでは終わらせない、俺が '文学’ にまで高めてやる」
老いてなお盛んな闘争宣言。
男女の情愛と人間の業を、徹底的に肯定し、文学として昇華する。
この作家をいまの時代に得た私たちは、新たな作品をその延長線上に引き継がなければならない、と思います。
賞金200万とか審査員とか見ると出版社の本気度が伝わってきますよね。
今月20日発売の季刊雑誌「悦vol.3」で発表されるそうで、早速本屋で予約しました。藩金蓮ではない別のペンネームも知りたいし。