新・三銃士

先週見逃した初回分も併せて再放送を録画出来たのでまとめて見たらとても面白かった。それで登場人物がほぼ揃ってキャラ設定も判って来たので、その後は毎日20分づつでも問題なく楽しめるようになりました。
子供達にも非常に好評です。
それぞれの登場人物のキャラが立ってて、とってもチャーミング!人形の造形も良いし、セットも巴里の街なんてすごい奥行きがあって美しい。
あと、ナレーターの爆笑問題田中がすごく良くない?程よくベタな感じがすんごい作品世界にマッチしてると思うんですが。人形と並んだビジュアルも良い感じだし。

娘はルイ13世枢機卿リシュリューが出てきて「あれ?これ実在の人物じゃない?」と気が付いたので、「ダルタニアンにもモデルがいるらしいよ」なんて話をしたりしつつ楽しんでおります。

以下原作のストーリーにふれますのでネタバレ注意!



ダルタニアンの恋人が人妻でいわば不倫の関係になるのなんて、子供向けにはどうなんだ?ってのはちょっとあるけど、それこそ「不倫は文化」だったんだものねえ。フランスでは未婚の女性は宗教上の理由もあって非常に身持ちが硬いのだけど、結婚したら晴れて自由の身!だといろんな本で昔から読んでるのでそーゆーものなんだ。と普通に受け入れてましたが、だって世界史こぼれ話みたいなのでも宮廷物語なんて不倫ばっかりじゃん。
人形劇では可愛く初々しいダルタニアンが原作ではミレディともその侍女ともイタシちゃってるし。エジンバラ公もミレディに誘われたらホイホイとノッかっちゃうから(おほほ!下品ですみません)王妃の首飾りを奪われちゃう。その辺の不倫まみれなお話はそのままではさすがに無理だろうけどさ。
○○や××が死んじゃうものそのままだとキツイかなー。後半はかなり変えてると三谷さんが言ってるようなのでお手並み拝見!

このまま毎日観たいけど、来週からは週1回で全40話なのよねー。てことは今週末で既に1/4のとこになるのよね。昔の人形劇の毎日やってたのを観てたリズムとはちょっと感覚が違いそう。子供の頃夢中で観てた「新・八犬伝」は全464話だったそうなのでその1/10位ってことになるのかしら。