後悔

ぼくの好きなキヨシロー

ぼくの好きなキヨシロー

スパイスマーケットを泉谷はまだまだやる気満々なように思えたのに何でだったんだろう?と思っていたので、今回この本で語られた、泉谷本人はスパイスマーケットをまだやるつもりだったけど事務所が勝手にドラマ(Drコトー)の仕事が入ったので時間が取れなくなった。と連絡してしまった。という事情は納得出来なくはない。ドラマの方が間違いなくお金稼げるから事務所はそっちを優先させたいと思うのはビジネスとしちゃもっともだし。それでキヨシローが怒ってしまってそのまま会えないでいたからこそ、余計に「死んだなんて認めない」ってなっちゃうよね。以前にもアタシは泉谷がこんなことを言うのは後悔があるからじゃないかってことは書いてたけど、やっぱりなあ。ってのが発売日早々に購入して読んだ感想。「あきれて物も言えない」の歌詞のことも泉谷がなんというのか?には正直興味があったし、逃げずに書いてくれたのは評価出来るんだけど・・・。この本に1つダメ出しをするとしたら文章の一部を大きい活字で繰り返し載せるってのはどうなの?なんかページ数稼ぐために原稿の量が足りないのを水増しされてるように感じてしまったよ。このボリュームで1900円は高いよね。
本人はブログでこの本で儲ける気はない。印税はキヨシローの家族か事務所に行くようにしたい。と書いてたけど、そんなこと言われても、ああそうですかじゃあ受け取ります。とは言えないでしょう。そこんとこがちょっと、なんだかなあ。
表紙の写真はとても好きだし、タイトルのレイアウトもいい感じ。加奈崎と泉谷の共著って形も成功してると思うので余計に残念。