ボス・イン・ザ・スカイ

ヨーロッパ企画の第27回公演「ボス・イン・ザ・スカイ」観て来ました!
伊丹のアイホールって始めて行ったわ。我が家から自転車で約30分。
日曜日の公演はNHKの収録があったそうで、7月ごろにオンエアされるみたい。


以下ネタバレ注意!



今回は四方に客席があって360度どこからでも舞台が観られる構造。それだとヨーロッパ企画のような群集劇では物理的に役者が重なっちゃっうってことで、それを防ぐ為に3案階建て構造の舞台セットが組まれていた。
セットを観た時点で、うわー!面白そう。と、期待でワクワク。
それにセット上部のアレの出来がすごくイイ!お金かかってそうだよな。
上田脚本の面白さはなんと言ってもストレートじゃない構造にあると思ってるのでそれをこんな凝ったセットでやってくれたら相乗作用でどれだけ面白いだろう?
と思ったのだけど、あれれ?
なんか今回の脚本はすごいストレートじゃない?いつもの構造のねじれがないんだよね。更に脚本の山場的なネタの手数も少ない感じ。前半ちょっと乗り切れず。上田の脚本はこうあるべきって思い込みが自分にあるからなのか・・・。

終演後のおまけトークショーでの上田の発言を聞く限りではあえて自覚的にそうしたみたいなのだけど。うーん。まるでつまらなかったわけじゃないんだけど、どーなんだろ?