原罪

ドラマ

セクシーボイスアンドロボ
初回見ました！何気に黒田硫黄好きな娘(間違いなくアタシの影響なんだが）がアタシ以上に楽しみにしてたんですが、ニコに大後寿々花ちゃんってどんなんかな？と。原作のイメージだとニコってもうちょっとドライな感じじゃね？てなことを見る前はアタクシ思っておりました。
しかし、脚本が木皿泉なんだもんね。こりゃ嵌るわ。
大後寿々花ちゃんと言えばなんと言っても死亡推定時刻で小林薫に殺されちゃうシーン。小林薫は松平健の兄で自分の娘が死んだ恨みを果たす為姪の寿々花ちゃんを誘拐して最後殺してしまうんだけど、そうゆうとんでもない役でも説得力があって、さすが小林薫はハンパなく上手いと感心させられたんだけどさ、こん時の寿々花ちゃんもそりゃあもうすごかった。人間の原罪ってのをすべて悟ったかのような、天使であり、母性であり、もうメチャメチャ深い表情するんだもの。12かそこらでなんでこの子こんななの？って思ったけど、今回もやられましたね。木皿泉の世界観にどんぴしゃじゃない。器用に上手いんじゃなく深い演技の出来る子なんでこの年代の若手女優の中ではダントツだよね。
今回のセクシーボイスアンドロボ原作とはテイストがちと違うけど、これはこれで一つの世界作ってるからアリだよなあ。野ブタの時も原作とは違う世界を見せてくれた木皿さんですから。松山ケンイチくんはワリと原作に近い感じにキャラ作って来てる？木皿さんの深い脚本への乗っかり具合が寿々花ちゃんと比べちゃうとどうなんだろ？
脇キャラも美味しいとこいっぱいあるし、なんと言っても娘がすごい気に入ってるんで今期期待して見続けるドラマになると思います。
ちなみに息子が1番楽しみにしてるのは食いタン。