あいのうた 最終話

ええ、どうも後半入り込めなくてながら見だったので見落としてる部分も有るかも知れません。
大君に「ありがとう」なんて言っちゃったらますます子供達は「これでお父さんは助かるんだ」って思っちゃわない?
そいでクリスマスパーティーで亜希ちゃんに「来年はもっと上手くなるから」とか言わせて、止めはサンタさんへの手紙「プレゼントは我慢するからおとうさんをずっと〜」って・・・。さすがにこのシーンでは泣きましたけど、こんな風に子供を使って泣かすのは好きじゃないよ!卑怯だもん!レッドカード!

ここまでやったら、そりゃあ、片岡が死ぬトコは無しで当たり前よね。
全体にファンタジーっぽい味付けなのも悪くなかったと思うし、やりたかったことはわからないでもない。あいちゃんの『今ここに自分が居ることが奇跡のようなもの』みたいな独白が最後に入ってたの、あれが一番言いたかったことなんだよね?
でもでも、だったら病気って設定自体必要だったの?と声を大にして聞きたい!
後半のあいちゃんが女神みたいになるのって女目線からすると正直興ざめなとこあったし、男の願望丸見えで嫌らしいなあって、ねえ?(そこまで言うのか?>アタシ)
病気ネタを抜いてあいちゃんの硬い心がほぐれていく様をもっと丁寧に描いてくれた方が嬉しかったんですけど。あいちゃんのお母さんのことも、出来れば多少の救いのある描写が最後に欲しかったし。手のひらを返したように反省するとかじゃなくて、ほんのちょっとだけでも子供のことを思ってたこともあった。みたいなの。

玉置さんのことは大昔、ワインレッドがヒットする前の初期安全地帯時代、ライブハウスで女の子にイケイケなチャラ男だったのをリアルで知ってるけど、だから乗り切れなかったとかはないのよ。うん。