憲法第9条

9条にはある種の美しさがあって、どんな美しさかというと、夜盗の下っ端で村を襲って強奪・殺人していた男が仏門に入って経を唱える、みたいな、なんというか「物語」の付随した美しさなんですね。だからその美しさを好くひとは多数いるだろうしそれはそれでいいんだけど、美しいから好きというのは違う意見のひとを説得する材料にはなりにくいやね。
 んでもって改憲派っていうのも感情論なんだよね。
アメリカに押し付けられた憲法だから日本人の手によって作り直すんだっていうのは結局、それが自分の感情にとって「良い」か「悪いか」ってことだよね。自分の感情、自分の好き嫌い、自分の美学。
http://red.candybox.to/lee-3/tackynote/tackynote.cgi 1月15日の日記より

ネットのお友達Leeさんhttp://www1.neweb.ne.jp/wb/lee-3/のところの日記からの引用。
はいアタシも第9条の美しさが大好きな人です。だからこそゴチャゴチャした自分の頭の中をスパっと整理してもらったような気持ち良さが。いつもながらLeeさんの書く言葉って力技じゃなく人を納得させる力があるよなあ。
目先の利益不利益よりも政治にはまず大前提としての理想が必要じゃあないのか?そいでもって究極の理想は美しさの追求にあるんじゃないか?って考え方もあるとは思うんだけど、そーゆーのって現実度は低いんだよね。

id:matsukuraさんのところ経由http://d.hatena.ne.jp/matsukura/20050130/p4こんなのも

ぼくの国で自慢できるのは
ソニートヨタなんかじゃないよ
世界から戦争をなくせる
憲法9ちゃん、君だよ

坂本九ちゃん、おばけのQちゃんもいいけど
やっぱりこの国で1番いい9ちゃんは
世界中の名もなき人に愛される
憲法9ちゃん君だよ

http://www.jca.apc.org/~husen/ilove9.htm(憲法9ちゃん、愛してる」より一部抜粋)

そしてキヨシローのライブで彼の第9条への発言を聞いてこんなことid:yukodokidoki:20030423#p1を思ったりするのもやっぱりアタシ。