量販店で電気製品を値切る方法

最近某所で話題の電気屋さんでの値切り方伝授いたしましょう。
ええ、量販店の赤札でも大体値切れます。値段が無理ならオマケつけさせるとか
ポイントを増やしてもらうとか交渉の余地はいくらでもあります。
言うだけならタダ。ダメでもともと。
とりあえず勇気を出して値切ってみましょう。
案外楽しくてアタシのようにヤミツキになるかもよ?(笑)

まずは欲しい商品に狙いをつける。
ネットや広告口コミ等を利用して商品情報や底値の調査もしっかりと。
実際お店に足を運んで他者の競合品との性能の違い、使い勝手のよさなども店頭で実際に使って試せるものは試してみましょう。
店員さんに話し掛けられたら臆することなく現在購入っを検討中であることを告げ説明は良く聞きましょう。
その時、「今なら特別価格です」「この価格は今週までです」等言われて今買ったほうが?と心が揺らぐこともあるかもしれません。
しかし、通常のセール価格(通常の1〜2割引き)くらいならその後いくらでも値引きしてくれるお店はあります。
慌てずあせらず、とりあえずは情報収集にとどめましょう。
この時点で近所のお店数点のうち感じの良い親切な店員さんのいる所をピックアップしておくことも必要です。
優秀な店員さんはこちらの顔をおぼえてくれます。店員さんも人の子。好印象を与えて損することは何もありません。
明るくさわやかに感じよく接するように心がけましょう。
買わないからと卑屈になることはないし、反対に必要以上に偉そうにしたり無愛想にするのはマイナスです。

さて既に欲しい商品は決まりました。
およその底値も調査済みです。
ここでいよいよ出陣です。
まずは情報収集によって狙いをつけたお店を2〜3点絞り込みます。
かならずしも、店頭表示価格の低いお店を選ぶ必要はありません。
現在殆どのお店で『表示価格より更に値引きします』って値札がついてるでしょう?
値段は付いてても実際とは関係ないものと心得ましょう。
まずお店に行ったら出来るだけそのコーナーの責任者(フロア長、チーフ、店長など)
を捕まえて交渉を開始します。

「こんにちは○○さん」(お店の人の名前は名札を見ればわかります。初めての店員さんのときは途中から名前を呼ぶようにします)
「この××が欲しいんだけどお値段いくらになりますか?」
ここで店員さんは「もう赤札ですので」とか「表示のお値段から1割引きになります」等答えてくれます。
もしかしたらここで既に予算よりも安い値段を提示されるようなラッキーもあるかもしれません。
しかし、まだ戦闘は始まったばかりです。そのくらいでウハウハ喜んでるようでは真の勝利者にはなれません。

「あら?それは通常の場合でしょう?本当のところは○○さんの力だったらもう少しなんとかなりますよね〜?」(うふふ☆って風情で)
常に明るく感じよくさっぱりと話しましょう。
ただし近くに他のお客さんがいる時は余り大きな声ではないほうが良いかもしれませんね。
現在の電気屋さんはどこも競争が激しいですからこのように言うと大体
「少しお待ちください」って言われて電卓で原価計算を始めたり
更に上の責任者の承認を取ったりするかもしれません。
又「これ以上は無理です」ときっぱり断られることもあるでしょう。
余りぐずぐずと何時間も交渉してもお互い気分の良い買い物にはなりませんから潮時を見計らうと、
「そうか〜。それだとちょっと予算オーバーなんですよねー。もう一度家で考えてきます」
って感じでとりあえずは一時休戦です。

で、「週末にもう一度来ますから」等と言うと、ちゃんとした店なら普通は名刺をくれます。
くれなかったら下さいと言いましょう。くれないはずはありません。
くれないようなお店で買い物する必要はないのです。そこまでの所要時間は5分〜15分ってとこのはず。
別のお店に入って最初からやり直せば良いのです。
そして名刺を貰う時に狙ってる商品名ととりあえず出ている最低価格を記入してもらいます。
頼まなくても書いてくれる人もいますし、家族と相談するから〜と言えば絶対書いてくれます。
値段を書いてもらうのはカタログでもOKです。

それから2番目の候補のお店に行って同じことを繰り返します。
2件目の提示価格が最初のお店よりも安い時は1件目と同じように名刺に値段を書いてもらいます。
1件目の方が安いときは前の店で貰った名刺の出番です。
名刺に書かれた値段は見積もりと同程度も威力があります。
殆どのお店は最初に行った店よりも安い価格を提示して来る筈です。
更にもう1店回って同じことを繰りかえせるとベストですね。
その中から買いたい店を絞ります。価格以外の条件、ポイントカード、修理保証、店員さんの質(アフターサービスに重要)等も考慮して考えましょう。
ここで買いたい!ってとこが一番安くないお店の時はそこに行って他店でもっと安くすると言われたことを伝えます。
この時の言い方がポイント!
「わたしは良く説明してもらったしこれもご縁だから○○さんのいるこちらのお店で買いたいと思ってるのね。
でも夫が(父がでも母がでも妻がでも適当に)会社の帰りに××さん(ライバル店)によって聞いたらもっと安くなるって言われたから〜」
ここで一息置いて
「もう一声だけでも何とかならないかしら?」
もちろんずっと明るく感じよくを忘れずに!
ここで買いたい!って思った店なら店員さんは良い人だし(心からそう思うことが大事)きっと値引きしてくれます。
願うことは叶うこと。メンタルなイメージを高く持って交渉すればアタシは今までこれで落とせなかったことないですね(笑)
そして値引きしてもらえたらうんと喜びましょう。
「やっぱり○○さんに頼んで良かった〜!」「次の時もお願いしますね」等など・・・。

えーと買いたいお店が最初から一番安いときはそこでそのまま買えば良いのかって?
とんでもない!2番目に安い店に行って1番安い店より安く値切ってその値段で再度交渉するに決まってるじゃん!
最後の交渉はなるべくなら閉店間際が望ましいです。
営業さんにはノルマがありますから、ここでもう1件成約して成績を上げたいって気持ち絶対あるはずです。



さていよいよ購入です。
まだ勝負は終わってませんよ。
値引きは値段だけではありません。
ここで更に現金払いによる最後の値引き交渉。
通常カード信販会社に払ってるマージン分値引きは可能です。
又、ポイントカードのポイントを余分につけてもらう。オマケをつけてもらう等。
最後の最後まできっちり行きましょう。もちろんニッコリ笑顔を忘れずにね。
これはダメもとくらいの軽い気持ちで言ってみると案外ポイント倍付けしてもらえたりとかあるんですよ。

そして最後に良いお買い物が出来た感謝をはっきりと伝えて。
お店の人がありがとうございました」って言ったら
「こちらこそ本当にありがとう。こちらのお店に来られて良かったわー」
くらいは言いましょうね。

これを読んでそんなめんどくさいことするくらいなら多少高くてもその分の時間や労力を仕事や勉強に使った方がいいのでは?
って思う方も多いかと思います。
これはあくまでもアタシの場合のやり方でして、何故そこまでするかというと楽しいから。
店員さんに嫌われることなく好印象を与えつつどこまで値切れるか?はアタシにとって一つのゲームなんです。
だからこれからも値切りますよ〜。
量販店で値切ってみたいって方の少しでも参考になれば幸いです♪