サンタクロース!本当に大切なものは目には見えない。

子供の頃サンタを信じてた?
アタシの両親は信じさせてくれなかったので
まあケーキくらいは食べたし、チキンとかがテーブルに乗ってた年もあったような気がするけど・・・。
ところが大人になってから、やっぱサンタっているかも?と思うようになりました。
それは「サンタクロースっているんでしょうか?」ISBN:4034210109
って本を読んだから。
これは今から70年くらい前、アメリカのバージニアって8才の女の子が友達に、「ホントはサンタなんかいない、プレゼントをくれるのはパパとママなんだ」って言われてショックを受け、父親に新聞社に手紙を書くことを薦められるの。
それで彼女は『拝啓記者様サンタクロースってほんとうにいるの?』で始まる手紙を書くのね。ニューヨークのサンという新聞に。
その手紙とそれに答えて新聞が載せた記事(社説)を紹介したのがこの本。
スッゴイ短い。5分もあれば読めてしまえるくらいの。
簡単に抜粋すると、

バージニア、お答えします。サンタクロースなんていないんだというあなたのお友達は、間違っています。
そうです、バージニア。サンタクロースがいるというのは、決して嘘ではありません。この世の中に、愛や、人への思いやりや、まごころがあるのと同じように、サンタクロースもたしかにいるのです。
サンタクロースを見た人はいません。けれどもそれは、サンタクロースがいないという証明にはならないのです。この世界で一番確かなこと、それは、子供の目にも大人の目にも見えないものなのですから。
そのように美しく、輝かしいもの、それは人間のつくったでたらめでしょうか? いいえ、バージニア、それほど確かな、それほど変わらないものは、この世には他にないのですよ。
サンタクロースがいないですって? とんでもない! 嬉しいことに、サンタクロースはちゃんといます。それどころか、いつまでもしなないでしょう。一千年のちまでも、百万年のちまでもサンタクロースは子供たちの心を、今と変わらず喜ばせてくれることでしょう。

本当に大切なものは目には見えない。
この本を始めて本屋の店頭で読んだ時、仕事中だったのにもかかわらず、嗚咽がとまらなかった。
今日はイエスキリストの誕生日で、アタシはクリスチャンじゃないけど、
そんなことどうでもいい。
子供にはサンタはいるんだよって、ずーっと大人になっても言い続けます。
だって本当にいるんだもん!