母を逃がす@森ノ宮ピロティホール

いろいろ事情がありチケット取ってなくて、でもやっぱりどうしても行きたくて、最悪当日券の立見かな。とも思っていたんだけど運良くチケット譲って戴くことが出来ました。すんごい前の方のオーケストラピット席で役者の表情もくっきりはっきり!ホンの数メートル先にあの人やあの人!興奮したわーん!チケットをお譲り下さった方本当にありがとうございました。
しかし松尾スズキはやっぱ天才だね。すんご〜い良かったです。
アタシは大人計画ではダントツでサダヲっちラヴなのですけど、勿論今回も充分チャーム撒き散らしてくれてたけど、でもでも、今回クドカンの役がちょうちょうステキでもうクラクラと。あんなこんなでフェロモン垂れ流しにされて、マジで相当ヤバかったっす!アタシの瞳の中には間違いなくハートマークがぽわわん!と浮かんでたことでしょう。
いや、以前からかねがねずうっと「クドカンはもっと役者としても評価されるべきだ!特に松尾さんのホンで演出の時は俄然断然見逃せない。」とは思っていたけど、今回役者の魅力+メンズとしても良いなって。しかしつくづくアタシは一筋縄ではいかないような悪い男に弱いのだな。と今更ながら思い知ったつーか。
考えてみるとその一筋縄でいかない筆頭が松尾スズキ本人であり、アタシが彼の作る世界にどうしようもなく惹かれるのは多分そこんところなのですよね。当然松尾ちゃんのことはもう別格で好きだし。サダヲっちみたいにラブの対象つーよりももっとずっと厄介な自分の中の業みたいなものでヒリヒリと痛みを伴う感情がそこにはあるの。
あと平岩紙ちゃんがとっても綺麗だったよ。近藤公園さんの役も意外性があってビックリだったけど、素敵。ホントは1人づつ書くべきなんだけど、出演者皆良かった。
今回外部のゲストなしで大人計画のほぼフルメンバー出演だったのだけど、それがすごく豪華に感じた。
最近あんまり舞台観に行けてなかったけど、生の舞台観るのはやっぱ興奮するわ〜。帰りロビーでチケット代が高くて迷ってた『ろくでなし啄木』のチケットを席を選べて買えるようになってて、ちょっとのぞいたらかなりの良席だったので、ラッキー!つい購入してしまったですよ。
ネタバレになるだろうから読むのをずっと我慢していたぴーとさんの『母を逃がす』観劇レポを読んで、うわー!言いたいことを全部言って下さってる!
http://d.hatena.ne.jp/peat/20101120/p1
劇場の興奮が再び甦って来て、床にゴロゴロもんどりうってのた打ち回っております。