子供とセックスの話を

http://d.hatena.ne.jp/kaerudayo/20090619#p2
かえるさんのトコを読んで。
アタシの母親はかなりあけすけな人だったので父親以外に付き合ったことがある人の話とか結構前から聞いてました。かなり具体的な初体験の話を聞いたのはアタシが高校生だったか中学生だったか・・・。(更に父親は露悪趣味?ってくらいとんでもない人だったので、セックスに纏わる逸話は小さい頃から色々聞かされてて、感覚が麻痺するくらい日常的なことでありました。思春期の娘の前で男娼とのエピソードまで話しちゃうのってどうよ?って感じ)
なので自分の子供達にも「お母さんモテモテだったもーん」(スイマセン見栄入ってます。そんなにはモテテません。やっぱ照れ隠し?)と言ってて、もし聞かれたらある程度は答える覚悟してるんですが、何故か聞いてこないんですよね。
娘には思春期に入った頃に「お母さんもお父さんも結婚してなくても未成年でもセックスはしていいと思ってるよ。」と伝えてます。(これは子供達がもっとずっと小さい時に夫と話し合って確認済み)
「でもそれは妊娠とか病気とかのリスクを伴うことでもあるんだよ」
「妊娠や病気を100パーセント回避することは出来ないんだってことをくれぐれも忘れないで」
「貴方は女の子だから望まないセックスをされてしまうこともあるかもしれない」(レイプのことです)
「その時こそお母さんが誰よりも味方になるからね!」(ここでMAPモーニングアフターピルの話も)
「自分を守るのは自分でしかないんだけど、いつでもお父さんもお母さんも貴方の味方だからね」
「貴方の親になった時点で貴方の総てを100%受け入れてるんだから」
「そーゆー意味で貴方を守ってくれる相手を選ぶべきだと思うけど、そーじゃない人を選んでしまうこともあるかもしれない」
「例えばセックスの相手として同性を選ぶことだって自由なんだよ」
「その場合だって妊娠はなくても病気のリスクはあるんだけど」
「セックスに限らず自由には常に責任が伴うってことだよね」
「でも責任を畏れて踏み出せないばかりの人生じゃ(セックスに限らずなんでも)生きてる甲斐がないじゃない」
「自分の責任は自分で背負える覚悟と力をつけることが大人になるってことで、お母さんはあなた達にそーゆー大人になって貰いたいと思ってる」
てなことは折にふれて話してますが、息子は嫌がるんだよね。アタシもちょっとも息子と話すのは面映いし。
夫に娘はアタシが担当するから息子はよろしく。つってるんだけどさー。

ぼくらのSEX (集英社文庫)

ぼくらのSEX (集英社文庫)

この本を娘に与えたのは小5か小6でした。中学生くらいになって自分から読み返してたみたい。
娘が中学の時仲良くしてた子の1人は当時大学生の彼氏が居て、既にお泊りとかもしてたみたいなのでウチもいつ来てもおかしくないかも。と思ってたんですが・・・。

あと西原と言えば
毎日かあさん」て今アニメ化されてるじゃない。アタシはほとんど観てないんだけど、子供達は結構好きみたいで。でも子供らは「これって原作の毒が抜けちゃってるよねー」「夜の7時台だから小さい子も観るんだししょーがないんじゃないの?」「別ものだけど、これはこれで面白いよね」なんてこと言い合ってて「友達に原作読んでみたらって言ってる」ですって。
ウチの息子が小さかった頃の逸話を友人知人に話すと「毎日かあさん」みたいだね。とはしょちゅう言われてたのですが、今回初めてそのことを実際に息子に言ってみたら笑ってた。「うん否定はしない」ですと。