イタターなアタシ

娘が高校に入って1月ちょっと。初めは友達出来るか不安がっていた彼女ですが、(小学校の時は苛められてたし、中学でも色々あったからねえ)今はとても楽しいらしい。
毎日とても嬉しそうに「すごく学校が楽しい」と何度も言ってくれる。高い学費払って私立に行かせてるんで辛いとか言われたら困るんだけど、ホント良かったわ。
しかし何が楽しいのか?つーと要は話の合うオタ友達が居るからってことみたいなんだけど・・・。はあ。

でもアタシは中学高校と校内にはまるで友達いなかったもんなあ。
何しろ変わり者で孤立してましたから。中学ん時マニアな男子が居て初めは同じグループで班日記(担任の指導)を回してたんですが、ミステリーとかSFとかロックのことや、いっぱい背伸びしたこと、毎回何ページも長々と書き散らしてて、アタシも似たようなもんだったので向こうもアタシに興味もったらしく・・・。
いや、あれだきっかけは学級文庫のレイ・ブラッドベリだ。
それにアタシがハマッてそしたら彼もブラッドベリがすごい好きで、そいでお互い本の貸し借りとかするようになって、返す時感想を書いたメモを挟んでたのが段々日常のことも書くようになったんだよね。
彼は背は低かったけど、色白でくせ毛で切れ長の二重で忍成修吾くん似(いやホントに!卒業アルバム見せたいくらいよ)のかなりのイケメン。
勉強もかなり出来たし、クラスでも目立つ存在で女子にも結構人気あったと思う。けど、人を寄せ付けないようなトコがあって友達とも通り一遍に付き合ってるけど、親友って呼べるような子はいなかったんじゃないかな。
そーゆうひととアタシがどうも怪しいらしい。ってことになって、いやー虐められましたよ。
でも障害があると燃え上がるのが恋なのよね。あは!(赤面
いやいや、お互い好きとか1度も言ったことなんてないし、バレンタインのチョコだって渡してないし、本の貸し借りもからかわれるんでめったに出来なくなって、こっそりお互いの机とかにタマーにメモを入れあったり、時々夜電話で話したり。(彼んちは母子家庭でお母さん遅くまで働いてたし、ウチも自営業で親は忙しかったのでノータッチだった)
高校は彼の方がずっと優秀で地域の進学校に行ったんだけど、高校に入ってからも何度か電話で話したかな?そいで初夏の頃2人で始めてデートらしきことをしたんだけど、それは「小さな恋のメロディ」が名画座リバイバル上映されてて、アタシが1番好きな映画だってずっと前から言ってたので、それを覚えてて誘ってくれたのね。
わー、絵に書いたような!恥ずかし過ぎる。
しかし、お互い初デートで緊張しすぎて話もロクに出来ずで。一緒に居ても楽しいとか思う余裕はまるでなくて、むしろ辛かった。多分向こうも同じだったんじゃ?未だに思い出すとギャーって叫びだしたくなるくらい恥ずかしい。タイムワープで戻ってやり直ししてもイイと言われても勘弁ですわ。(プロポーズ大作戦見たばっかなんで・・・)結局それが彼と会った最後に成ってしまった。
成人式の時、彼は東京の大学行ってて冬休みのはずなのになんでか帰って来なかったのよね。
高校2年くらいから同人誌やったり、ライブハウスデビュー(見るほう)したりして、学外の友達はそれなりに出来たけど、学校内ではずっと居場所ない感じだった。唯一国語の先生とは仲良かったんだけど、まだ若い独身の先生で専任じゃなく講師で来てる人だったのでまあゴニョゴニョ言われたり。以前にもチラッと書きましたが。http://d.hatena.ne.jp/yukodokidoki/20040122#p2

そんなこんなでアタシは学生時代の同じ学校の友達って今1人も居ないのです。
高校生の頃から続いてる友達は何人かいるけど、みんな学外で仲良くなった子。
だから娘が学校で趣味を共有する友達が出来て毎日楽しいのはうらやましいし、良かったなあ。ってすごい思う。

コスプレやりたいとか、ゲームやマンガで頭いっぱいでもまあイイか。
勉強もやってくれないと困るんだけどなー。
でも中学で絶対無理って言われて無理やり受験した割に実力模試の順位真ん中くらいだったし、そんなについていけなくて大変て感じはないんで、まあ油断せずに頑張ってくれたらいいんだけど、先のことはなってみないとわからないし。