タイガー&ドラゴンその2

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アタシも何箇所かはてなダイアリー内の感想を読ませていただきましたが、とても全部は読めませんでした。
なんか西田敏行を誉めてる人多いなあ〜。西田敏行は元々上手い役者ではあるけど、今回はもう一つだったと思うんですけどね。特に彼の落語を誉めてる人はあんまり落語そのものを聞いたことがないのかな〜?(毒)とか思ってしまいましたよ。
とか言ってもアタシも寄席で生の落語を聞いたのは数えるくらいしかないんだけど。せいぜい子供の頃から割と楽語好きでラジオやTVを10代の頃はそこそこチェックしてたくらいなだけでして、ごめんなさい。偉そうにきいたふうなこと言ってやがると笑って聞き流してやってくださいな。
や、落語家さんは何年も修行してるその道のプロなわけで、それをいくら器用な役者だと言ってもちょこっと練習したくらいで『名人』級の落語を演ずることなんて無理に決まってるのは自明の理なんですよ。だからアタシもプロ級の落語を演じて見せろなんて元々無理なことを言ってるんじゃないんです。ただ『それらしく見えるように演技』することは不可能ではないと思うんですよ。それで今回のドラマでも一部ドラマ仕立てにして表現したりなんて演出を工夫しているわけなんですが、こうね、落語の中の一言を口に出すだけで伝わってくる匂いみたいなもの?それが全然感じられなくて、アタシには残念ながらただの底の浅い器用貧乏な役者になってるようにしか思えなかったんですよねー。
銀粉蝶さんのおかみさんが今までにはあまり見たことのないような役(久世ドラマにおける加藤治子のような役柄)あれは良かったですね。西田が「さゆりちゃん」と呼んで仲良さそうなのも良かったな。もし連ドラになるならばその辺の夫婦の会話みたいなのも盛り込んでもらえると嬉しい。

でも落語のオモロ悲しい世界観はクドカンに合ってると思うのでこの題材は当り!ですよね。クドカン新作落語を書けば良いのにね〜!