恐いおばちゃんで良いんです

スーパー等で勝手に走り回ってお菓子の箱を開けてしまったり、肉や魚のラップに指で穴を開けている子供を見ると、どうにもほおっては置けなくて走ってってその子の手を握り「ダメ!」「こういう事しちゃダメなのよ。わかった?おばちゃんの顔をちゃんと見て!もうしないって約束してね」と目いっぱい真剣な顔をして注意してしまった回数今年は4回。1度もその子たちのお母さんから挨拶があったことは有りません。や、アタシはお店の人じゃないしお礼を言われたいわけでもましてや謝って欲しいわけでもないんだけど。小さい子供を連れての買い物は大変だし、片時も目を離さないでいることなんてアタシも子供が小さい頃全然出来ていなかったし。
多分今の子供達は知らない大人から厳しい口調で叱られることなんてないんだろうな。どの子もビックリしたような表情をして固まってることが多い。母親の傍に逃げていってこっそりお母さんごしにアタシのことを怯えた目でずうっと見ていたりしてるの。可愛くて笑ってしまいそうになるのをこらえてゆっくり肯いてあげるとちょっとホッとした表情になるんだけど。
たとえ今は「恐いおばちゃんに叱られるから」なんて理由であってもかまわないのであの子達がもうああいうことをしていないと良いな。と恐〜いお節介おばちゃんは思う。