まいにちばらいろ

土曜日に大阪日日新聞の見本紙が新聞受けに入っていて田辺聖子さんのインタビュー記事が載っていたのを読んだ。
しみじみ心に残る言葉が沢山あって久しぶりに新聞を切り抜いてみたり。

☆人生の細部には真実が宿ってる
☆書くことは、自分を深く自分の中に還すこと
☆おしゃべりする時に適切な言葉は、四つ五つあるでしょ。その中から一番ステキな言葉を選べば、心に入るんですよ
☆人と人を結ぶのは文学、国と国を結ぶのも文学じゃないかしら。文学は人の言葉、だから人の心ですね。心からいろんな花が咲きます。小説を読んで、いろんなことを知ってほしいの。表現力をつけるのはものを読んでこそ。生まれたからには、楽しい思い出をして、言葉(心)から気持ちを届けてほしいの

調べてみたら公式サイトにも全文が載っていた。
http://www.nnn.co.jp/dainichi/rensai/syasinkan/syasinkan041211.htm
抜粋で興味を持たれたら是非全文を読んでみて欲しい。*1
アタシはwebで日記を書くにあたって読む人にわかりやすくとかを心がけたことってのが全然なくて、文体も普段とは微妙に違うし、ちょっと狙ってキャラを作ってる部分が結構あって、完全な自己満足で、それで良いと開き直っていたんだけど、どうせ書くならちゃんと伝わるように(心に届くように)書く努力をもっとするべきだと考えさせられた。
そうは言ってもアタシの日記のアンテナ登録数とかありえないと思ってるから。そのうち何パーセントくらいが実際に読んで下さってるのかわからないけれど。

すごく回りくどくて読みづらい文章だってことは充分自覚があって、その上やたらと長くて興味の対象は本当にバラッバラであっちこっちに話題は飛ぶし(これは普段の会話でもそうらしいんだけど)多数の方に興味を持って貰えるようなものでは全然ないんだよね。
多分アクセスを上げようと思ったら、万人に受けるテーマを読みやすい簡潔な文体、読みやすい程々の量で持続して書くのが効果があるんだろうけど、アクセスを上げることがwebで日記を書く目的ではないんで。むしろ身内バレすると困るので。上がらない方が望ましいので。のでのでので。

でもたまたまここに迷い込んで来られた方々に出来る限り伝わるように書くべきだってことは何より大前提じゃん、それを忘れないようにしたい。て言うか今まで気にしてなさ過ぎだたったのをちょっとは反省しなくちゃね。

*1:他にもおもしろ歌舞伎講座とかおおさか考古学百景とか興味深くて即ブックマーク。こんな新聞が出てるのも知らなかったです。ごめんなさい。