書き足し

迷ったけどいろいろ考えて最初に見たほうの物件に決めました。
そちらにした理由はいろいろあるんだけど、担当してくれた不動産屋のお兄ちゃんBさんがとにかく良い人だったのが最終的な決め手になったような〜。
午後に別の不動産屋とも会って、そちらの紹介物件もけっして悪くはなかったんだけど、担当さんが一見テキパキしていてそれなりに仕事をバリバリとこなしていそうではあるんだけど、実は人の話を聞かないタイプで自分のところの物件を押すあまり、他所のことをけなすのがなんだかな〜って感じ。
おまけに娘が熱出してるって言ってるのに観光を奨めるし、悪気はなさそうなんだけど、もう一つ信頼しきれないっていうか・・・。
で結局午前中に見た方に決めて翌日(29日)にもう一度部屋のサイズを測りに行ったのです。カーテンの準備や家具の配置決めの為必要なので。
夫と二人で部屋を計ったり写真を撮ったりしていると子供達がなんだか大騒ぎしている。特に息子。Bさんが目一杯遊んでくれてるの〜。おまけに娘がすぐ傍にある中学までの道を確信したいと言うと一緒に行ってくれると申し出てくれるし、頼んでないのに息子のために小学校までも歩いて案内してくれたそうで、商売を超えてない?って程の大サービスぶり。息子のなついてることってば尋常じゃないんだもん。ぶら下がったり逆さに持ち上げてもらったり、一体どれほど可愛がって貰ったことか。
一年中で一番の稼ぎ時、さほどうまみのあるわけじゃない賃貸物件を決めるのに余計な手間取らせてるつーのに、嫌な顔一つせずに対応してくれたの見てて、やっぱり人を相手にする商売はその人の人間としての魅力が一番だよなーってつくづく思いました。
この人の薦めてくれる物件ならまず間違いないだろうって自然に思っちゃったもの。客観的に物件そのものの評価で選ばなきゃいけないってことは頭ではわかってても、やっぱ人間は感情の生き物だからなあ。

朝確認の電話を入れたときも開口一番娘の体調を心配する言葉を言ってくれたし、もうね、良い気持ちで契約して帰って来られました。
娘の制服の手配して、梅田でお好み焼きを食べて帰りは新幹線。中島らも「バンド・オブ・ザ・ナイト」を読むつもりで持ってきてたのだけど、一ページもめくることなく熟睡。住むとこが決まってホッとしたからかな〜。