新橋演舞場

空想万年サーカス団を観て来ました。
出掛けに夫から急に転勤が決まったとの抜き打ちな報告があってしばし打ちのめされてたんですが、転勤しちゃったら新橋も行けないしねー。
何とかかんとか立ち直って行きましたのよ。
串田和美の演出が昔好きだった自由劇場博品館での芝居を思い出させるようなタッチで懐かしくも楽しい時間。
戦争の取り上げ方だとか生バンドが入るとこだとか串田カラー全開な舞台。
立ち上がりがちょっとつかみ弱い?とか会話のやり取りがグダグダっぽいように感じたんだけど(坂本順二の初舞台脚本が練りが甘い?)芸達者揃いで段々に引き込まれる感じ。
小島慶四郎を舞台で見たのは子供の頃藤山寛美御園座で見て以来かもしれないな。
衣装がす〜っごくすてきで途中からこれは絶対きっと!と確信めいたものを感じていたんだけどやはり担当していたのはひびのこづえさんだった。
朝比奈尚之さんの音楽も素敵〜!
しかし勘九郎サブカル系との異種格闘ちゅーか異文化交流がホントに好きだよねー。

一番後ろの安い席(2520円)だったので上から見下ろす感じで演舞場の舞台の奥行きの深さが良く判ってこれはこれで楽しかった。
一度も幕を使わない演出もサーカスだからなのかな?